書名 |
頭皮鍼治療のすべて ―頭鍼・頭穴の理論と135病の治療法 (2版) |
---|---|
筆頭著者 |
淺野 周・著(北京堂鍼灸 院長) |
出版社名 |
三和書籍 |
ISBNコード |
ISBN978-4-86251-099-0 |
発行年 |
2015年12月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 302頁 |
分類 |
医療技術/鍼灸療法 |
価格 |
定価4,620円(本体4,200円 税10%) |
本書は、頭鍼を網羅した体系書である。その内容は、各種頭鍼体系のあらましから詳細な説明、頭鍼と頭部経絡循行との関係、治療原理、取穴と配穴、最新の刺法を含めた操作法、併用する治療法、気をつけるべき刺鍼反応と事故、というように
頭鍼理論の解説から実践治療の紹介まで幅広い。すべての鍼灸師、医師必携の書。
はじめに
第1章 頭鍼体系のあらまし
第1節 頭鍼穴名国際標準化方案 第2節 焦氏頭鍼体系 第3節 方氏頭鍼体系 第4節 林氏頭鍼体系 第5節 湯氏頭鍼体系 第6節 朱氏頭鍼体系 ⑴抽気法 ⑵進気法 第7節 後頭骨全息療法 ⑴枕療定位 ⑵診断方法 ⑶治療方法①枕点按法②枕点鍼法 第8節 于氏頭鍼体系 ⑴誕生⑵場説⑶刺鍼方法①叢刺②長時間の留鍼,間欠的な捻転 第9節 山元氏頭鍼体系 ⑴治療点の探し方⑵適応症
第2章 頭部の経絡
第1節 頭部の経絡循行
1.経脈 2.奇経 3.経筋 4.十二経別 5.十二皮部 6.十五絡脈
第2節 頭部の伝統的経穴と頭鍼刺激区の関係
1.焦氏頭穴と関係する経絡や穴位との対応関係①感覚区②運動区③舞踏震顫区④血管舒縮区⑤暈聴区⑥言語二区⑦言語三区⑧足運感区⑨運用区⑩視区⑪平衡区⑫胃区⑬胸腔区⑭生殖区
2.国際頭穴の治療ラインと穴位主治の対応関係①額中線②額旁1線③額旁2線④頂中線⑤頂顳前斜線⑥頂顳後斜線⑦頂旁1線⑧頂旁2線⑨顳前線⑩顳後線⑪枕上正中線⑫枕下旁線
第3章 治療原理
経絡学説1.百脈は頭に帰す 2.臓腑の気血は頭に送られる 3.根結・標本・気街・四海は頭に集中する
第4章 取穴と配穴
第1節 取穴方法 1.対症取穴 2.経験取穴
第2節 配穴原則 1.単穴区配穴 2.多穴区配穴 ①相乗効果 ②兼証治療 3.多体系配穴 4.多療法配穴
第3節 穴区の交換1.左右で穴位を交換する2.同じ適応症の穴位を交換する3.異なる頭鍼体系を交換する4.異なる治療方法を交換する5.異なる補助治療を交換する
第5章 操作方法
第1節 切皮前 第2節 切皮後 第3節 操作法 第4節 鍼感 第5節 最近の刺法 第6節 操作終了
第6章 併用する治療方法
第1節 電気鍼 第2節 皮膚鍼 第3節 三稜鍼 第4節 穴位注射 第5節 埋線 第6節 灸 第7節 レーザー鍼 第8節 皮内鍼法 第9節 指鍼(指圧) 第10節 穴位磁石療法
第7章 刺鍼反応と事故
第1節 暈鍼 第2節 滞鍼 第3節 皮下出血 第4節 頭皮の知覚異常 第5節 弯鍼 第6節 折鍼(断鍼) 第7節 感染 第8節 クモ膜下出血 第9節 小脳と延髄損傷
第8章 適応症と禁忌症,注意事項
第1節 適応症 第2節 禁忌症 第3節 注意事項
第9章 諸氏の頭鍼システムと補助治療
第1節 方雲鵬の頭穴 第2節 焦順発の頭穴 第3節 国際標準頭穴 第4節 朱明清の頭穴 第5節 林学倹の頭穴 第6節 于致順の頭穴 第7節 頭鍼の新穴 第8節 湯頌延の頭穴 第9節 後頭骨全息法頭穴 第10節 項鍼穴 第11節 山元敏勝の頭穴 第12節 靳三鍼 第13節 夾脊鍼療法
第10章 135病の治療法
第1節 内科疾患 第2節 外科疾患 第3節 婦人科疾患 第4節 小児科疾患 第5節 皮膚科疾患 第6節 耳鼻咽喉眼科の疾患
おわりに 索引