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書名

片手で料理をつくる ―片麻痺の人のための調理の手引き

筆頭著者

遠藤てる・著(東京都心身障害者福祉センター生活援助科長)

出版社名

協同医書出版社

ISBNコード

ISBN978-4-7639-2068-3

発行年

1998年3月

判型 / 頁数

A4変型判 / 192頁

分類

リハビリテーション/作業療法

価格

定価(本体3,800円+税)

内容

料理をつくることは思った以上に大変な作業である.片手が使えないという大きな理由の他に,移動,物の固定や運搬が難しい,リーチの範囲が狭い,力が弱い,耐久性に乏しい,並行処理が難しい,長い時間の注意集中が難しい,といった数多くの問題点を解決していかなければならない.
本書の「理論編」と「練習編」では,料理のもつ複雑な手順を丁寧に分析し,障害の程度に合わせた具体的な作業手順が組み立てられるように工夫されている.そして「実践編」では,特別な自助具や設備をできる限り使わずに,家庭でも下ごしらえから料理までが練習できるよう,イラストを使って丁寧に解説した.献立も野菜料理,魚料理,肉料理全般から,健康に配慮したたくさんのレシピを収録した.
ADL実習教材として,作業療法士の援助技法書として,また援助する家族や本人に向けて,すぐに役立つように図や写真を多用し,工夫をこらして編集された画期的な料理書である.

目次

【理論編】

第1章 片麻痺のある人に調理をどのように合わせるか

調理の特徴/片麻痺の人が調理をするときの不利な点(問題点,障害)と対策/対策とまとめ/調理道具を選ぶ/台所について/より良い食生活をつくるには/献立の立て方



【練習編】

第2章 練習をする

練習の進め方/調理が自立してできるには―調理の自立に影響を与える条件と評価(判断)基準/練習を行ううえで留意したい点と工夫/調理を練習する際,援助者として心がけたいこと



【実践編I】

第3章 料理をつくるための基礎

片づけ/野菜の下ごしらえの基本/野菜の下ごしらえ/海藻の下ごしらえ/肉と魚の下ごしらえ/調理動作



【実践編II】

第4章 料理をつくる

料理のつくり方の基本的な考え方/なぜ,この料理種目と材料にしたのか/使っている道具/利用の方法/練習に使う場合の注意/実施上の注意点



〈料理をつくる〉

野菜中心の簡単な料理:少ない材料で副菜になる料理/煮込みを主にした料理:仕上がりを気にしなくてもよい料理/魚や肉,焼きものや煮もの料理:主菜になるような料理/素早い動作を必要とする料理:炒めものが主になる料理/大量の湯を使う料理:野菜やめんをゆでる料理/大量の油を使う料理:油を大量に使わない工夫もできます/半製品・買い置き材料を利用する料理/片手では特別な工夫がいる料理/その他