書名 |
ハーバード大学講義テキスト 臨床薬理学 (原書3版) |
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筆頭著者 |
渡邉裕司・監訳(浜松医科大学医学部臨床薬理学講座 教授) |
出版社名 |
丸善出版 |
ISBNコード |
ISBN978-4-621-08916-3 |
発行年 |
2015年6月 |
判型 / 頁数 |
B5変型判 / 1146頁 |
分類 |
基礎医学系/薬理学 |
価格 |
定価14,850円(本体13,500円 税10%) |
ハーバード大学医学部学生と熱烈講師陣のコラボレーションによって誕生した臨床薬理学の世界的名著。初版から大幅な改訂を加え最新の情報を網羅した待望の第3版日本語版が、ここに完成。 本書は、学ぶ側の視点が随所に採り入れられているだけでなく、薬理学の基本的概念や個々の医薬品の作用メカニズムを理解し、それらを“いかに臨床へ応用し患者の薬物治療に役立てていくか”に主眼が置かれている。各章末にある「主要薬物一覧表」は薬物の臨床応用「虎の巻」として極めて便利。
第1節:薬理学の基礎
1 薬物-受容体相互作用
2 薬力学
3 薬物動態学
4 薬物代謝
5 薬物毒性学
6 薬理ゲノミクス
第2節:神経薬理学の原理
第2節A:神経薬理学の基礎
7 細胞興奮性と電気化学伝達の原理
8 神経系の生理学と薬理学の原理
第2節B:自律・末梢神経系薬理学の原理
9 コリン作動性の薬理学
10 アドレナリン作動性の薬理学
11 局所麻酔薬の薬理学
第2節C:中枢神経系薬理学の原理
12 GABA作動性およびグルタミン酸作動性神経伝達の薬理学
13 ドパミン作動性神経伝達の薬理学
14 セロトニンとアドレナリンの中枢神経伝達の薬理学
15 中枢神経系における異常電気神経伝達の薬理学
16 全身麻酔薬の薬理学B
17 鎮痛薬の薬理学
18 乱用薬物の薬理学
第3節:心血管系薬理学の原理
19 コレステロールとリポタンパク代謝の薬理学
20 体液調節の薬理学
21 血管緊張の薬理学
22 止血と血栓の薬理学
23 心臓リズムの薬理学
24 心収縮性の薬理学
25 心血管系にかかわる薬理学総論:高血圧、虚血性心疾患、心不全
第4節:内分泌系薬理学の原理
26 視床下部と下垂体の薬理学
27 甲状腺の薬理学
28 副腎皮質の薬理学
29 生殖の薬理学
30 膵内分泌および糖ホメオスタシスの薬理学
31 骨・ミネラル代謝の薬理学
第5節:化学療法の原理
32 抗菌薬、抗がん薬の薬理学の原理
33 細菌感染症の薬理学:DNA複製,転写, 翻訳
34 細菌およびマイコバクテリア感染症の薬理学:細胞壁合成
35 真菌感染症の薬理学
36 寄生虫症の薬理学
37 ウイルス感染症の薬理学
38 がんの薬理学:ゲノム合成、安定性、維持
39 がんの薬理学:シグナル伝達
40 併用化学療法の原理
第6節:炎症と免疫薬理学の原理
41 炎症と免疫系の原理
42 エイコサノイドの薬理学
43 ヒスタミンの薬理学
44 造血と免疫調節の薬理学
45 免疫抑制の薬理学
46 炎症にかかわる統合薬理学:消化性潰瘍
47 炎症にかかわる統合薬理学:喘息
48 炎症にかかわる統合薬理学:痛風
第7節:医薬品開発と規制の基礎
49 医薬品探索研究と非臨床開発
50 医薬品の臨床評価と承認
51 副作用の系統的な検出
第8節:環境毒物薬
52 環境毒物学
第9節:薬理学の最前線
53 タンパク質医薬品
54 ドラッグデリバリー