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書名

スマホ・PCで聴ける!一番最初に読みたい ナースのための肺の聴診

筆頭著者

長坂行雄・著

出版社名

金芳堂

ISBNコード

ISBN978-4-7653-1699-6

発行年

2016年12月

判型 / 頁数

A5判 / 92頁

分類

臨床看護/診療科・疾患/呼吸器

価格

定価3,080円(本体2,800円 税10%)

内容

どうやって聴くの? どうして音が発生するの? どんな音があるの? 病気との関係は?
肺の聴診をすることになったナースのために、音が出る・聴こえる仕組みから、疾患とのかかわり、胸部X線・CTなどの画像検査との関係、病態の評価への活かし方まで、肺音研究のエキスパートがやさしく丁寧に解説。典型的・代表的な音をスマホ・PCで聴くことができる! まずは、この本を読んで聴診を始めよう!

目次

chapter 1 聴診のしかた
1 聴診器の選び方
 1.1 購入時のチェックポイント
 1.2 聴診器のメインテナンス
2 聴診器の当て方と呼吸のコントロール
 2.1 聴診器の当て方
 2.2 聴診器の持ち方
 2.3 呼吸のコントロールのしかた
3 聴診する部位
 3.1 ルーチンの聴診部位
 3.2 聴き落としてはならない音と部位

chapter 2 肺音の分類
1 呼吸音
2 副雑音
 2.1 断続性ラ音
 2.2 連続性ラ音
 2.3 その他の音

chapter 3 呼吸音はどのように発生するの?
1 肺と気管支の構造
2 呼吸音が発生する仕組み
 2.1 発生
 2.2 伝導
3 呼吸音が変化する仕組み
 3.1 発生の観点から
 3.2 伝導の観点から

chapter 4 肺音のいろいろ
1 正常呼吸音
 1.1 肺胞音
 1.2 気管支音
2 異常な呼吸音
 2.1 気管支音化
 2.2 呼吸音の減弱
3 副雑音
 3.1 連続性ラ音
  3.1.1 ウィーズ
  3.1.2 ランブル
 3.2 断続性ラ音(クラックル)
  3.2.1 ファイン・クラックル
  3.2.2 コース・クラックル
 3.3 その他
  3.3.1 胸膜摩擦音
  3.3.2 ハマンズ・クランチ,ハマンズ・サイン
  3.3.3 握雪音

chapter 5 疾患・病態と肺音
1 肺炎
2 間質性肺炎
3 気管支喘息
4 COPD
5 人工呼吸管理の聴診
 5.1 気道分泌物の貯留
 5.2 肺炎の合併
 5.3 気胸

chapter 6 肺機能と肺音
1 閉塞性換気障害と肺音
2 拘束性換気障害と肺音
3 拡散障害と肺音

chapter 7 胸部X線・CTと肺音
1 肺野浸潤影と肺音
2 肺門陰影と肺音
3 びまん性陰影と肺音
4 胸部X線異常のないとき