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書名

基本からわかる 看護統計学入門 (第2版)

筆頭著者

大木秀一・著

出版社名

医歯薬出版

ISBNコード

ISBN978-4-263-23683-3

発行年

2016年10月

判型 / 頁数

B5判 / 232頁

分類

基礎看護/基礎看護学/看護研究

価格

定価3,520円(本体3,200円 税10%)

内容

看護学生のための統計学的な考え方の基本を概観できるようまとめた入門書.好評テキストがさらにバージョンアップ.

目次

≪第1部 統計学の基礎≫
「1 統計学とは」
「2 基本的な用語とデータについて」
「3 記述統計と推測統計の区別」
≪第2部 記述統計≫
「4 1変数の記述統計-データの図表化と数値要約」
図表化と数値要約によるデータの要約とその特徴
質的データと量的データの要約の概要
質的データの図表化 量的データの図表化
分布の特徴を数値要約します
歪度〈わいど〉と尖度〈せんど〉-分布の形状の指標
推測統計につながる重要な考え方
ヒストグラムで縦軸に何を選べばよいでしょうか
量的データにおける理論的な分布曲線
「5 2変数の記述統計-変数間の関係を探る」
2変数を同時に扱うこと
2変数の扱い方
関連・相関・関係
質的2変数の関連
量的2変数の図表化
質的データ(名義尺度)と量的データの関係の指標-相関比
分散分析
今後の学習に向けて
≪第3部 推測統計への準備≫
「6 推測統計を学ぶための準備-確率について」
統計学における確率論とは
確率・確率変数・確率分布
確率分布
確率変数の平均値(期待値)と分散
母集団のモデルになるさまざまな確率分布
確率変数の和と期待値の性質
「7 推測統計の基本的な考え方-部分から全体を推測する仕組み」
推測統計を学習するにあたって
母集団と標本 統計学で推測できること
標本の選び方
標本誤差
母集団の分布と標本データの分布
母集団の特徴を表す値と推測に使う値
統計量の分布
母集団分布と標本分布の関係
ばらつきに関する用語の整理
推測の仕組みを考える場合の数学的基本-定数と変数の区別
「8 正規母集団の標本分布」正規母集団ないし正規近似による推測統計
正規母集団の1標本問題-母数推測の4つのパターンと標本分布
標本比率の標本分布(二項分布の正規近似の応用)標準誤差に基づく標本サイズの見積もり
正規母集団の2標本問題
平均値に関する推測のまとめ-標準化と面積95%区間
さまざまな確率分布(母集団分布と標本分布)の関係
量的な2変数の関係の推測
「9 推定と検定を具体的に考えてみる」母集団分布が既知の場合を考えてみる(発想の転換)推測統計の基本的な考え方のまとめ
現実の標本調査では
推定と検定に向けて
≪第4部 推測統計(推定と検定)≫
「10 推定-母数の存在する範囲を確率的に推定する」
推定とは
区間推定の基本用語
正規母集団の母数の区間推定の4パターン
母比率の区間推定
2標本問題-母平均値の差の区間推定
区間推定の精度の評価
「11 検定(統計的仮説検定)-仮説の正しさを確率的に判断する」
もう一度区間推定と検定ついて
検定の発想-1 検定の発想-2 検定の手順
有意確率(p値)について
両側検定と片側検定
検定の実際(パラメトリックな場合)χ2分布を用いた質的データに対するノンパラメトリックな検定(いわゆるχ2検定)検定の本質的な限界-正しく理解するために 推測統計のまとめ-区間推定と両側検定の類似と相違
≪第5部 まとめ(統計学の理論と実際の調査研究について)≫
「12 統計学の理論と現実の調査研究のギャップを考える」
理論と現実のギャップ
推測統計学的な概念の問題
統計学を超えた問題
統計学の学習目標と今後の学習に向けて
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