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書名

つながる・ささえる・つくりだす 在宅現場の地域包括ケア

筆頭著者

秋山正子・著

出版社名

医学書院

ISBNコード

ISBN978-4-260-02821-9

発行年

2016年10月

判型 / 頁数

A5判 / 164頁

分類

臨床看護/保健・助産/保健

価格

定価2,200円(本体2,000円 税10%)

内容

現場の訪問看護師であり、地域包括ケアの先駆者として知られる著者が、日々の実践を積み重ねて地域包括ケアを実現した事例や、そのためにつくった「地域をささえ、つなぐ場所」を、ナラティブなエピソードをとおして紹介する。地域包括ケアシステムのなかで、在宅ケアの最前線にいる実践者が果たす役割がひしひしと伝わる。

目次

  プロローグ-私の考える「地域包括ケア」

第1章 事例からみえる地域包括ケア
  地域のなかで,家族まるごとを継続的にみるためには?

  退院後,望む療養生活のために必要なものは?

第2章 地域をつなぎ,ささえる居場所
  人をつなぐ地域包括ケアの入り口「暮らしの保健室」
  -予約なし・無料の医療よろず相談所

  相談者が自分で考え,決める力を取り戻せるサポート
  -マギーズ・キャンサー・ケアリング・センター

  訪問介護+訪問看護+ショートステイ+デイサービスを組み合わせた地域包括ケア

  対談 地域包括ケアはもっとやさしく,もっと自由に
  「坂町ミモザの家」で中島紀惠子氏と語り合う

第3章 住み慣れた場所で最期まで暮らす-地域包括ケアのささえ
  穏やかな老化の過程に寄り添う

  落ち着いたお別れの場面をつくる,看取りケアの技

  在宅看取りの経験は,病院での看取りも変えていく

  夫婦をささえ続けた地域包括ケア

  人との交流で新たな力を引き出す-フォーマル・インフォーマルサポートの協働

  地域に種を蒔く人になろう

  心身がどんな状態でも,尊重されて暮らしていける地域を

  対談 地域でともに老い,看取る-まるごとケアを花戸貴司医師と語り合う

  エピローグ-つながる・ささえる・つくりだす

  初出一覧
  著者プロフィール