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書名

抗菌薬 虎の巻 (第2版)

筆頭著者

大曲貴夫・監

出版社名

南山堂

ISBNコード

ISBN978-4-525-77472-1

発行年

2016年9月

判型 / 頁数

B5判 / 259頁

分類

薬学/医療系薬学/薬剤管理

価格

定価3,080円(本体2,800円 税10%)

内容

初版から6年,ついに改訂2版ができました!
“抗菌薬虎の巻”というタイトルどおり,感染制御専門薬剤師が臨床現場で経験する様々な疑問・質問について解説し,合理的な判断につながる情報を盛り込んでいます.
Q&A形式なので,知りたい内容の答えがすぐにわかり,抗菌薬に対し苦手意識を持っている方々にもおすすめの一冊です!!

目次

第1章 臨床にでる前に

第2章 抗菌薬Q&A

●効能・効果
Q1 疾患別MRSA感染症における抗MRSA薬はどれがよいですか?
Q2 エンピリックセラピーで抗MRSA薬の投与を開始するポイントを教えてください.

●スペクトラム
Q3 腸球菌に有効な抗菌薬にはどのようなものがありますか?
Q4 広域スペクトル抗菌薬であるカルバペネムと第4世代セフェムとタゾバクタム・ピペラシリンで使い分けはありますか?


●用法· 用量①  用法について
Q16 リファンピシンは朝食前空腹時投与ではなくて,食後でもよいと聞いたことがありますが本当ですか?

●用法· 用量②  用量について
Q17 添付文書に記載されている最小投与量を使用することはあるのですか?
Q18 抗菌薬はたくさんの量を使ったほうがよいと聞きますが,「多すぎる」場合もあるのですか?


●用法· 用量③  投与経路について
Q22 点滴メインルートの側管投与で一番安定しているカルバペネム系抗菌薬は何ですか?
Q23 注射薬から経口薬への切り替えのタイミングと,その理由をうまく患者に説明する方法はありますか?


●TDM
Q26 TDM対象抗菌薬の採血のタイミングを教えてください.また,TDMをしない抗菌薬の特徴は何ですか?
Q27 テイコプラニンのローディングドーズは必須ですか?


●組織移行性
Q31 「髄液移行性のよい抗菌薬ってなんだった?」と問い合わせがありました.髄液移行性がよい代表的な薬剤を教えてください.
Q32 皮膚・軟部組織感染症で移行性のよい抗菌薬は何がありますか?


●副作用
Q35 抗菌薬に関連するかもしれないと考えられる下痢を,どう考えて,どう対応すべきですか?
Q36 抗菌薬に共通して起こりやすい副作用,投与中止を考慮しなければならない副作用には何がありますか?


●相互作用
Q42 ニューキノロン系抗菌薬と一緒に酸化MgやNSAIDsが処方されています.相互作用が起きませんか?
Q43 経口ニューキノロン系抗菌薬を不整脈患者に使用したいのですが,どのニューキノロンが安全ですか?


●治療期間・治療法
Q45 ジフルカン®静注液を点眼に使うことがあるのに,プロジフ®静注液を使えないのはなぜですか?
Q46 骨髄炎・感染性心内膜炎・真菌性眼内炎の治療期間が長い理由を教えてください.

●処方情報
Q47 医師はどんな時に抗菌薬を変更し,その変更意図を処方から読み取ることはできますか?
Q48 第1選択薬はどうやって決められるのですか?


●コミュニケーション①  医師と話す
Q57 抗菌薬がダラダラと続いているような気がします.抗菌薬の投与中止の判断要素を教えてください.
Q58 抗菌薬選択の理由を医師に聞きたいのですが,どのように聞けばよいでしょうか?


●コミュニケーション②  患者と話す
Q62 抗菌薬を服用してから赤い湿疹が出たと夜間に薬局に連絡がきました.どう対応すればよいのですか?
Q63 検査結果に基づき抗菌薬が変更され,患者は不安に感じています.どのような説明が適切でしょうか?


●微生物
Q65 自然耐性について教えてください.
Q66 耐性菌といわれているものと抗菌薬の関係を教えてください.


●感染予防
Q69 薬剤による感染症予防について教えてください.
Q70 G-CSFについて教えてください.