書名 |
ガイドラインに基づく 胎児心エコーテキスト スクリーニング編 |
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筆頭著者 |
稲村 昇・監 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-7653-1680-4 |
発行年 |
2016年7月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 120頁 |
分類 |
臨床医学系/周産期医学 |
価格 |
定価4,840円(本体4,400円 税10%) |

ガイドラインに基づいた胎児心エコーのスクリーニングの撮り方が必ずわかる。豊富な写真とエコー動画で視覚的に理解できる!
先天性心疾患を出生前に診断することで、出生後スムーズに新生児の管理・治療に移行し、児の予後の改善が可能となる。そのため、出生前診断の意義は非常に高い。胎児心エコー検査はその出生前診断の一つで、2006年に「胎児心エコー検査ガイドライン」が日本胎児心臓病研究会から公示、2010年には保険収載され、その重要性に対する認識が年々高まってきている。
本書は、そのガイドラインに即したスタンダードな内容で、学会が推奨する検査方法を読者が確実に理解・マスターできるよう、写真を豊富に掲載し、わかりやすく解説している。また、ガイドラインでは見られない、エコー動画を提供することで、さらなる理解を深めることができるよう工夫している。

胎児心エコーを撮る前に
A 心エコー装置の初期設定
1 断層像の調整
2 超音波装置の機能
3 カラー機能
B レベルⅠ(胎児心臓スクリーニング)
1 撮り方
2 基本断面の観察ポイント
3 基本断面の異常
C three vessel viewの異常
1 正常な断面の出し方
2 three vessel view の異常
D 胎児不整脈
1 Mモード法による不整脈の記録方法
2 期外収縮
3 胎児徐脈
4 胎児頻脈性不整脈
E 胎児心エコーに必要な基礎知識
1 胎児循環と新生児循環
2 先天性心疾患の発生頻度
3 胎児心臓スクリーニング
4 ハイリスク妊娠
G 検査手順
H 報告書の作成