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書名

麻酔科クリニカルクエスチョン101

筆頭著者

稲田英一・編

出版社名

診断と治療社

ISBNコード

ISBN978-4-7878-2218-5

発行年

2016年7月

判型 / 頁数

B5判 / 260頁

分類

臨床医学系/麻酔科学

価格

定価5,940円(本体5,400円 税10%)

内容

麻酔管理や周術期管理など日常の麻酔科診療でいだくことの多いクリニカルクエスチョン101を取り上げ、エキスパートの執筆陣が具体的かつわかりやすくそれに答えている

目次

Chapter 1  術前回診と術前評価
Q1 前投薬が行われなくなったのはなぜか?
Q2 抗血小板薬やワルファリンは術前いつ中止すべきか?
Q3 ARBやACE阻害薬を使用している患者における注意点は何か?
Q4 ステロイド服用患者への対応で気をつけることは何か? 対応は何か?
Q5 輸血準備はどの程度しておくのが適切か?
Q6 自己血貯血の適応や注意点は何か?
Q7 気道確保困難が予想される病歴や所見は何か?
Q8 術前の絶飲食ガイドラインはどのようなものなのか?
Q9 麻酔に関するインフォームドコンセントではどこまで説明すべきか?
Chapter 2  モニタリング
Q10 安全な麻酔のためのモニター指針とはどのようなものか?
Q11 体温はどこで測定すべきか? 測定部位による差はあるか?
Q12 モニター心電図はどのような誘導を用いるべきか?
Q13 運動誘発電位や体性感覚誘発電位をモニターする場合の麻酔上の注意点は何か?
Q14 近赤外線分光法モニターによる脳酸素化の有用性と問題点は何か?
Q15 動脈カテーテルの合併症にはどのようなものがあるか?
Q16 APCOはどのような原理で心拍出量を測定しているのか?
Q17 肺動脈カテーテルの適応は何か? 最近はなぜその使用が減ってきたのか?
Q18 BISモニターを使用する意義は何か? その有用性と問題点は何か?
Chapter 3  麻酔全般
Q19 WHOの手術安全チェックリストとはどのようなものか?
Q20 全静脈麻酔(TIVA)が適応となるのはどのような手術か?
Q21 デスフルランとセボフルランはどのように使い分けるか?
Q22 レミフェンタニルの投与量はどの程度が適当か?
Q23 Target controlled infusion (TCI), open-TCIとはどのような方法か?
Q24 麻酔薬の幼若脳への有害作用はどのようなものか? 54
Q25 揮発性吸入麻酔薬の心筋保護作用(プレ,ポストコンデショニング)とはどのようなものか?
Chapter 4  気道確保
Q26 声門上器具の適応と禁忌は何か?
Q27 声門上器具を用いた気管挿管法にはどのようなものがあるか?
Q28 困難気道への対応アルゴリズムはどのようなものか?
Q29 小児でカフ付き気管チューブを用いることの有用性と問題点は何か?
Q30 カフにはどれだけの空気を注入したらよいか? 適切なカフ内圧はどれくらいか?
Q31 ビデオ喉頭鏡はどのように使うのがよいか?
Q32 外科的気道確保の適応,方法はどのようなものか?
Chapter 5  区域麻酔
Q33 脊髄くも膜下麻酔(脊麻)や硬膜外麻酔の禁忌にはどのようなものがあるか?
Q34 硬膜外麻酔は術後肺合併症を減少させるか?
Q35 超音波ガイド下神経ブロックを成功させるコツは何か?
Q36 局所麻酔薬中毒の治療はどのようにすべきか,lipid emulsion therapyとは何か?
Q37 硬膜外麻酔と硬膜外鎮痛における局所麻酔薬の種類や濃度の使い分けはどのようにするか?
Q38 脊髄幹麻酔におけるオピオイドの使用で注意することは何か?
Q39 脊髄くも膜下麻酔をしたが麻酔レベルが不十分な場合はどのように対応するか?
Q40 腕神経叢ブロックの合併症にはどのようなものがあるか?
Chapter 6  麻酔導入
Q41 輪状軟骨部圧迫の意義や問題点は何か?
Q42 小児の術前不安を解消する方法にはどのようなものがあるか?
Q43 小児で吸入導入はどのように行うか?
Q44 成人においてVIMAはどのように行うか?
Q45 TIVAの場合のプロポフォール,レミフェンタニルの投与量設定はどのようにするか?
Q46 プロポフォールの血管痛はなぜ起こるか? 防ぐ方法はあるか?
Chapter 7  麻酔維持
Chapter 8  麻酔からの覚醒
Chapter 9  術後鎮痛
Chapter 10  麻酔器など機器類
Chapter 11  体温管理
Chapter 12  輸液管理
Chapter 13  輸血管理
Chapter 14  呼吸管理
Chapter 15  代謝管理
Chapter 16  麻酔合併症
Chapter 17  特殊な麻酔管理