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書名

皮膚科研修ノート

筆頭著者

佐藤伸一・他編

その他著者等

藤本学

出版社名

診断と治療社

ISBNコード

ISBN978-4-7878-2134-8

発行年

2016年5月

判型 / 頁数

A5判 / 712頁

分類

臨床医学系/皮膚科学

価格

定価9,680円(本体8,800円 税10%)

内容

皮膚科医が知っておくべき心得や勉強法などの基本姿勢から,皮膚構造や病理組織などの必修知識,臨床で活かせる検査手技・治療法,各種書類の書き方まで網羅

目次

第1章 皮膚科医をめざすために
Aはじめに

B 勉強方法
C皮膚科医が活躍するフィールド
第2章 皮膚科医の基本
A皮膚科の診察
1. 診察の方法(1)医療面接・診察にあたって気をつけること
2. 診察の方法(2)視診・触診
3. 発疹の種類とその記載方法
4. 皮膚科外来の諸問題
5. 臨床写真の撮り方・整理・保存のコツ レパヴー・アンドレ ジェイムズ
B皮膚科の検査(皮膚病理検査以外)
1. 皮膚科で行われる検査
2. ダーモスコピー検査
3. 細菌検査
4. 真菌検査
5. ウイルス検査
6. 皮膚アレルギー検査
7. 光線検査
8. エコー・画像検査
C皮膚の構造と病理組織のポイント
1. 皮膚生検とHE染色標本作製のコツ
2. 正常皮膚の構造と機能
3. 病理所見の診かた
4. 病理報告書の読み方・書き方
5. 使いこなせるようになりたい皮膚病理用語
6. 肉眼所見・ダーモスコピー・病理組織像の関係
7. 組織化学染色・免疫染色の種類と診かた
8. 電子顕微鏡でわかること
D皮膚科の治療(内科的側面)
1. 皮膚科治療の概要
2. まずはスキンケアから
3. ステロイドを使いこなせれば一人前
4. 抗真菌薬の選択のコツ
5. 抗菌薬の選択のコツ
6. 抗ヒスタミン薬の選択のコツ
7. ステロイド・免疫抑制薬の内服療法
8. 光線療法
9. 放射線療法
10. 悪性腫瘍の化学療法・分子標的療法
11. 漢方薬を上手に取り入れよう
E皮膚科の治療(外科的側面)
1. 皮膚外科の概要
2. 外来で対応可能な小手術の心得と基本的手技のコツ
3. レーザー治療
4. 難治性皮膚創傷への対応~外科的処置,創傷被覆材の選択~

5. 美容皮膚科で行われる手術・手技
6. 皮膚外科学を極める


第3章 おもな皮膚疾患
A皮膚炎・湿疹
1. 接触皮膚炎・光接触皮膚炎
2. 脂漏性皮膚炎
3. アトピー性皮膚炎
4. 貨幣状湿疹
5. 自家感作性皮膚炎
6. 手湿疹 矢上晶子,
7. 汗疱・異汗性湿疹,汗疹
8. 皮脂欠乏性湿疹
9. 酒さ様皮膚炎
10. 【アトラス】その他の皮膚炎
B紫斑・血管障害
1. IgA血管炎(Henoch-Schonlein紫斑病)
2. その他の血管炎
3. 慢性色素性紫斑
4. うっ滞性皮膚炎・うっ滞性脂肪織炎
5. 下腿潰瘍
6. 【アトラス】その他の紫斑を呈する疾患
C蕁麻疹・痒疹・掻痒症
1. 蕁麻疹
2. 血管性浮腫
3. 痒 疹
4. 皮膚掻痒症
5. 【アトラス】その他の蕁麻疹様皮疹・痒疹を呈する疾患
D紅斑症
1. 多形滲出性紅斑
2. 環状紅斑
3. 結節性紅斑
4. Sweet病・Behcet病
5. 【アトラス】その他の紅斑を呈する疾患
E膠原病と類症
1. エリテマトーデス
2. 全身性強皮症
3. 限局性強皮症
4. 皮膚筋炎
5. 壊疽性膿皮症
6. 【アトラス】その他の膠原病
F薬 疹
1. 薬 疹
2. Stevens-Johnson症候群・中毒性表皮壊死症
3. 薬剤性過敏症症候群
4. 抗がん剤(分子標的薬)による皮膚障害
5. 移植片対宿主病~薬疹との鑑別~
6. 【アトラス】その他の薬疹
G外傷・物理的/化学的皮膚障害
1. 熱 傷
2. 化学熱傷
3. 褥 瘡
4. 凍瘡・凍傷
5. 日光皮膚炎(サンバーン)
6. 胼胝・鶏眼
H肉芽腫
I水疱症
J乾癬と類症・角化症・角化性疾患,膿疱症
K代謝異常症
L細菌感染症
Mウイルス感染症
N真菌感染症・抗酸菌感染症
O虫・動物性皮膚疾患
P性感染症
Q皮膚付属器の疾患
R腫 瘍
S色素異常症
T先天性皮膚疾患への対処
U年齢からのアプローチ


第4章 救急対応が必要な皮膚疾患

第5章 皮膚科医が知っておくべき社会的知識と制度


第6章 書類の書き方

付 録
■皮膚科領域の代表的薬剤一覧