書名 |
紙とペンでできる認知症診療術 ―笑顔の生活を支えよう |
---|---|
筆頭著者 |
山口晴保・著 |
出版社名 |
|
ISBNコード |
ISBN978-4-7639-6025-2 |
発行年 |
2016年6月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 330頁 |
分類 |
臨床医学系/老年医学 |
価格 |
定価5,720円(本体5,200円 税10%) |

認知症の患者を診断・治療し、穏やかな生活を支えていくためのコツを伝授。本人や家族が困っている問題を解決し、医療者としてのやりがいを感じられる方略が満載の必携書。

まえがき
はじめに
●第1部 認知症の初診
第1章 病気を診る
A.診察態度
B.認知症に気づく
C.認知症の確定(認知症としての初回診察)
D.認知症の臨床病型の鑑別:総論
E.もの忘れを主訴とする軽度認知症の初診
F.幻視を主訴とする軽度認知症の初診
G.易怒性を主訴とする軽度認知症の初診
H.歩行障害のある軽度認知症の初診
I.悲観的・不安の強い軽度認知症の初診
J.せん妄と認知症の区別
K.告知、説明
第2章 生活を診る
A.生活状況の把握の重要性
B.BPSD
第3章 補助診断
A.画像診断
B.血液検査
●第2部 治療とフォローアップ
第1章 実践医療
A.心構え
B.アルツハイマー型認知症の薬物療法と経過
C.レビー小体型認知症の薬物療法と経過
D.前頭側頭型認知症の薬物療法と経過
E.血管性認知症の薬物療法と経過
F.特発性正常圧水頭症(iNPH)の治療と経過
G.MCIの薬物療法と経過
第2章 基盤知識
A.アルツハイマー型認知症治療薬
B.BPSDと生活障害の治療薬
C.エビデンスと物語
●第3部 BPSDと生活障害への対応
第1章 実践医療
A.BPSD対応の原則
B.BPSDと生活障害各論
第2章 基盤知識
A.本人への非薬物療法
B.介護者指導
C.認知症の病院・施設ケア
D.スタッフ教育
●第4部 ステージアプローチ
第1章 実践医療
A.健常者の認知症予防
B.MCIステージ
C.軽度認知症
D.中等度認知症
E.重度認知症
F.終末期
G.発症年齢(年代)を考慮した医療
第2章 基盤知識
A.進行過程
B.終末期ケア
●第5部 地域連携
第1章 実践医療
A.地域のリソース
B.介護保険サービスの利用
C.成年後見制度と日常生活自立支援事業
第2章 基盤知識
A.オレンジプランと新オレンジプラン
最後に
あとがき
索引
巻末資料