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書名

小児の訪問診療も始めるための29のポイント ≪在宅医療の技とこころ 11≫

筆頭著者

前田浩利・他編著

出版社名

南山堂

ISBNコード

ISBN978-4-525-20951-3

発行年

2016年6月

判型 / 頁数

A5判 / 244頁

分類

臨床医学系/内科一般

価格

定価3,740円(本体3,400円 税10%)

内容

在宅医は緩和ケアや家族を含めたトータルケアのスキルをマスターしているため,小児の在宅医療を始めるにあたって大きなアドバンテージをもっています.本書では,そんな医師が「あと,こんなことがわかっていれば,小児の訪問診療を引き受けられる」というポイントを解説し,助けを必要としている子どもと家族のもとに行く道筋を示します.

目次

1.成人と小児の在宅医療には共通点がある
2.NICUから退院してくる子どもと家族の物語
3.在宅医療が必要な子どもの病態と特徴
4.病院から地域への意向を支援する
5.重症児特有の病態に対処する ①てんかん
6.重症児特有の病態に対処する ②呼吸障害と気道病変
7.重症児特有の病態に対処する ③筋緊張亢進,側彎・胸郭変形
8.重症児特有の病態に対処する ④唾液の垂れこみ
9.小児の呼吸管理をマスターする ①気管切開の管理
10.小児の呼吸管理をマスターする ②人工呼吸器(TPPV)管理
11.小児の呼吸管理をマスターする ③人工呼吸管理(NPPV)管理
12.小児の水分・栄養管理をマスターする ①成長発達と水分・栄養管理
13.小児の水分・栄養管理をマスターする ②哺乳・摂食・嚥下機能の獲得・維持を目指す
14.小児の水分・栄養管理をマスターする ③小児特有のデバイスの選び方,使い方
15.小児の水分・栄養管理をマスターする ④逆流防止術
16.小児の水分・栄養管理をマスターする ⑤医療保険利用上の留意点
17.家族の思いを理解してコミュニケーションを取る
18.病院小児科医との有意義な連携を目指す
19.介護保険利用・成人との違いを理解して,訪問看護ステーションを活用する
20.介護保険利用・成人との違いを理解して,ヘルパーステーションを活用する
21.療育機関との有意義な連携を目指す
22.子どもたちの通う学校について知る
23.障害者総合支援法と児童福祉法を使いこなす
24.まずは予防接種を請け負ってみる
25.重症児の初期治療のポイントを押さえる
26.小児へのオピオイド鎮痛薬の使い方のコツを知る
27.筋ジストロフィー患者のエンド・オブ・ライフまでを支える
28.子どもと家族の意思決定を支援する
29.子どもを亡くした家族を見守る