「価値に基づく診療（values-based practice：VBP）」を実臨床でいかに取り入れていくか、具体的な事例を踏まえ解説。読み進めるうちに具体的な方法がイメージできるようになり、より満足度の高い意思決定へとつながる。患者-医師関係に問題意識をもつ臨床家に対し指針を提示する。

「価値に基づく診療（VBP）」実践のための10のプロセス
1．価値への気づき
2．価値に関する推論
3．価値に関する知識
4．コミュニケーション技法
5．当人の価値中心の診察
6．拡大多職種チーム
7．二本の足の原則
8．軋む車輪の原則
9．科学主導の原則
10.意思決定におけるパートナーシップ