書名 |
ガイドライン2015準拠 新生児蘇生法NCPR ―もっと早く!人工呼吸を確実に成功させるためにできること |
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筆頭著者 |
水本 洋・著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-525-28171-7 |
発行年 |
2016年5月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 83頁 |
分類 |
臨床医学系/周産期医学 |
価格 |
定価2,750円(本体2,500円 税10%) |
分娩室,手術室,NICU,新生児搬送用のドクターカー….新生児が蘇生を必要とする場面は突然訪れます!そんな時,蘇生に立ち会う医療従事者が誰であっても,遅延なく有効な人工呼吸を確実に成功させるためにできること・・・がこの一冊に詰まっています.
症例1 アルゴリズム通りの蘇生…?
Point1 30秒ごとに次のステップに進むわけではありません
症例2 All you need is Bag(人工呼吸こそはすべて)
Point2 まず大切なのは,必要な赤ちゃんに人工呼吸を「開始できる」こと
Point3 人工呼吸の成功・不成功を判断できるようになりましょう
症例3 じゃあ,そのバギングを成功させましょう
Point4 バッグ・マスク換気が不成功の原因は3つに分類できます
Point5 リークの確認法は,使用する蘇生器具によって少し異なります
Point6 出生直後の人工呼吸における,“加圧不足”の考え方
Point7 十分に加圧しても有効換気が得られなければ気道閉塞を考えます
症例4 自己膨張式バッグがあってよかった
Point8 自己膨張式バッグは「どこでも使用できる」だけじゃない?
症例5 流量膨張式バッグと5cmH2Oの優しさ
Point9 流量膨張式バッグの利点を活かすには,練習が必要です
Point10 早産児の人工呼吸ではPEEPを使用しましょう
Point11 CPAPが成功しているかどうか,判断できますか?
症例6 Give T-piece a Chance (圧を一定に)
Point12 Tピース最大の特徴は「圧設定が一定」であることですが…
症例7 心電図がある時,ない時
Point13 心電図があれば,人工呼吸の必要性・有効性の判断が容易です
症例8 まだあります.心電図の秘めたる可能性
Point14 心電図があれば,徐脈や心停止を正確に判断できるかもしれません
症例9 保温って,そんなに大事ですか?
Point15 保温の重要性が再認識されています
Point16 新生児の入院時体温はその施設の医療レベルを反映する
症例10 最も確実で最もハイリスク…それが挿管
Point17 気管挿管に絶対はありません
Point18 気管挿管中の“急変”に対応できるようにしましょう
症例11 バギングできない!?挿管もできない!
Point19 本当にいざという時のために,LMAはあったほうがよいと思います
症例12 見て,4人のチームワーク!〜重症仮死編〜
Point20 直前の作戦会議(ブリーフィング)が有効です
Point21 蘇生終了後のデブリーフィングも忘れずに
Point22 今の胸骨圧迫の方法がベストと再認識されました
Point23 胸骨圧迫開始後の酸素濃度について
症例13 どや,4人のチームワーク!〜超早産児編〜
Point24 早産児の蘇生に関する改訂のポイント
Point25 臍帯遅延結紮とミルキング
Column
(1) 思い出
(2) バギングできるという自信
(3) バッグ・マスク換気を習得するためには
(4) 一番変わったこと
(5) リアリティの追及
(6) モニタワー
(7) 更なる評価に注目を
(8) 効率のよい学習方法