書名 |
右心不全を識り 評価して治療に活かす ≪Management of Heart Failure≫ |
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筆頭著者 |
中村一文・編 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-8306-1964-9 |
発行年 |
2016年4月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 176頁 |
分類 |
臨床医学系/循環器内科 |
価格 |
定価7,150円(本体6,500円 税10%) |
増加する右心不全,右心の重要性,肺高血圧治療薬進歩後の右心不全治療やアミロイドーシス診療への期待など,課題が増える中で「右心不全」を理解するために必要な1冊.
I 総論
右心不全を識り評価して治療に活かす
II 知っておくべき右室の病態生理と評価法
1 右室容量をどう評価する?
2 右室収縮・拡張能をどのように評価する?
3 右室心筋性状をどう評価する?
4 右室・左室相互作用をどのように評価する?
5 右心カテーテル検査を臨床に活かす
6 運動耐容能をどう評価し,どう活かす?
コラム BNPなどのバイオマーカーをどう活かすか?
III 激増する左心不全に伴う右心不全
1 収縮不全の予後を決めるのは右心不全
─右心不全が絡むとなぜ左心機能が低下する?─
2 拡張不全の患者に多いout of proportion
─その病的意義と治療をどうする?─
3 LVAD患者に右心不全が絡んだらどうする?
コラム どのような三尖弁閉鎖不全症は手術適応になる?
IV 肺高血圧症に伴う右心不全
1 肺高血圧症における右心機能
2 右心機能から見た肺動脈性肺高血圧症の治療戦略
3 呼吸器疾患でも肺高血圧症になるの?
コラム なぜ,静脈うっ血で乏尿になるのか?
V 先天性心疾患に伴う右心不全
1 今でも多い心房中隔欠損に伴う右心不全
─その病態と治療─
2 増加している成人期の先天性心疾患
3 術後の右心不全をどうする?
─Fallot術後,Fontan術後の問題点と対策─
コラム 胸水・腹水は右心不全のサインか?
VI 右室心筋の異常に伴う右心不全
1 不整脈原性右室心筋症では年齢と遺伝子異常に注目
2 アミロイドーシスはここまでわかりました
コラム 心筋生検をどう活かすか?
付録
右心不全・肺高血圧症治療に使用する薬剤一覧
索引