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書名

心不全診療について本気出して考えてみた

筆頭著者

山下武志・他著

出版社名

南山堂

ISBNコード

ISBN978-4-525-24381-4

発行年

2016年4月

判型 / 頁数

A5判 / 150頁

分類

臨床医学系/循環器内科

価格

定価3,300円(本体3,000円 税10%)

内容

不整脈診療の第一人者が心不全診療に挑む! 長期にわたる心不全診療には医学的に裏づけられた診療哲学が必要である.どのように,どこまで治療すべきかが見きわめづらかった心不全診療を,臨床的な10の視点からとらえなおしてみよう.心不全診療に迷えるすべての医師が思わず膝を打つこと間違いなしの,「心不全を診る姿勢」を養う実践書.

目次

1.心機能をコンディショニングする
 心機能を評価する ―心臓超音波検査
 心筋を評価する ―核医学検査
 心機能に対する介入の考えかた

2.心拍数をアジャストする
 適切な安静時心拍数とは…
 chronotropic incompetenceとは…
 洞調律と心房細動
 心拍数介入の方法

3.血管トーヌスをアレンジする
 central volume shiftとは…
 preload,afterloadの評価
 血管トーヌスへの介入

4.体液量をマネジメントする
 体液量を評価する
 塩分・水分制限
 利尿薬の用いかた

5. 呼吸をアラインする
 心不全患者における呼吸障害
 呼吸障害への介入方法

6.突然死をケアする
 心不全患者における突然死
 ICDの適応
 心臓再同期療法(CRT)の適応
 electrical stormに対する対応

7.自律神経をリセットする
 自律神経の評価方法
 近未来のゆくえ… 自律神経をターゲットとした治療

8.筋肉をエンパワーメントする
 心不全診療における骨格筋
 栄養状態・筋肉量の評価
 運動療法の効果と方法

9.メンタルをサポートする
 心不全とうつ
 薬物療法はあり?

10.薬物アドヒアランスと食事療法をキープする
 アドヒアランスとは…
 アドヒアランスを維持するために ―多職種でのかかわり
 多職種によるタッグを組むこと

おわりに