書名 |
外部放射線治療における Quality Assurance(QA)システムガイドライン ―2016年版 |
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筆頭著者 |
日本放射線腫瘍学会・編 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-307-07103-1 |
発行年 |
2016年4月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 160頁 |
分類 |
臨床医学系/放射線科学/放射線治療 |
価格 |
定価3,300円(本体3,000円 税10%) |

本書は,放射線治療におけるQuality Assurance(品質管理)を実現するシステム作りを解説。「総論,物理QA,臨床QA」の3部から構成され,総論では放射線治療全体を俯瞰し,物理QAでは放射治療機器の扱いに関するテクニカルな内容,臨床QAではチーム体制の構築やヒヤリ・ハットなどの人に関する内容,院内規程の作り方などを解説する。読者対象は放射線治療技師,医学物理士,放射線科医師,看護師
など。

■総論
●本ガイドラインの目的と方針
●QAとは
●QAの目的
●施設QAとQAレベルの均質化
●施設におけるQAプログラム
●診療規模別放射線治療実施体制について
●装置の導入・廃棄・更新について
●第三者監査
●放射線治療部門の運用
●放射線治療におけるリスクマネジメント
●医療過誤発生時(クライシスマネジメント),災害時の対応
■物理・技術的QA
●物理・技術的QA総論
●吸収線量の標準化
●測定機器の品質管理
●治療装置の品質管理
●位置決め装置の品質管理
●治療計画装置の品質管理
●患者プランの線量検証
●治療計画情報の登録と検証
●位置照合の実施
●各治療技術の品質管理
電子線治療/全身照射/定位放射線照射/強度変調放射線治療/画像誘導放射線治療/呼吸性移動対策
■.臨床QA
●放射線治療の流れ
●治療計画
●治療効果と正常組織反応の評価(治療中,治療後)
―改訂版 version 1.1(JCOG日本語訳)の概要
●治療成績の記載
●記録とデータ保存