書名 |
図説CTGテキスト ―助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)®レベルIII認証必須研修CTG対応テキスト |
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筆頭著者 |
中井章人・著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-7583-1733-7 |
発行年 |
2016年3月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 184頁 |
分類 |
臨床看護/保健・助産/助産 |
価格 |
定価3,850円(本体3,500円 税10%) |

CTG(cardiotocography;胎児心拍数陣痛図)は,主には分娩時に胎児の情報を客観的に明示できる唯一のツールである。本書は,助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー;CLoCMiP)®レベルIII認証の必須研修テキスト。アドバンス助産師として身につけておきたいCTG判読のための知識をその背景となる生理学的機能も含めて過不足なく,かつわかりやすく解説。自己学習の到達度を確認できる50問の問題集も掲載し,確実に自己学習できる内容となっている。臨床で活用できるカラー付録頁には,CTG波形レベル分類とその対応,胎児評価ツール,急変時の対応フローチャートなどを掲載。

第Ⅰ章 CTGの基礎的理解
1. CTGの意義
2. 胎児心拍数の調節
3. 体内センサー
4. 自律神経機能
第Ⅱ章 CTGを判読する(基礎編)
1. CTGの見方
2. 胎児が健常である証拠
3. 一過性徐脈の発生原因
4. 一過性徐脈を読む
5. 徐脈と特殊な波形
*レベルⅠ修了
第Ⅲ章 低酸素状態の評価と対応
1. 低酸素状態の胎児への対応:復習を兼ねて
2. CTGの評価
3. 胎児心拍数波形のレベル分類
4. どんなときに使うか
*Are you ready? レベルⅡ修了
第Ⅳ章 CTGを判読する(応用編)
1. 判読に注意を要する一過性徐脈
2. 判読に注意を要する心拍数基線
3. 胎児予備能力の評価
4. 感染症の影響を考慮する
*Congratulations! レベルⅢ修了
第Ⅴ章 症例検討
*レベルⅣを目指して
1. さまざまな表情をみせるCTG
2. 急変するCTG
3. 脳性麻痺の事例から
付録
・復習:問題集[知識を確認してみよう]
・胎児心拍数図波形の定義
・子宮収縮薬を用いた陣痛誘発と陣痛促進の注意点
・CTGの評価とその対応
胎児心拍数波形のレベル分類と判定,および波形分類に基づく対応と処置
参考文献一覧