書名 |
新版 失語症のリハビリテーション 全体構造法 基本編 |
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筆頭著者 |
米本恭三・監(東京慈恵会医科大学名誉教授) |
その他著者等 |
道関京子 保田祥代 山﨑一 今井田さおり 中山正 赤羽根栄子 藤川幸子 早瀬麗子 波多野和夫 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-263-21713-9 |
発行年 |
2016年3月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 220頁 |
分類 |
リハビリテーション/言語聴覚 |
価格 |
定価4,180円(本体3,800円 税10%) |
●有効な治療法やリハビリテーション手法が少ないとされてきた失語症に,画期的な手法の理論と手技を体系的に紹介して好評を博している『失語症のリハビリテーション 全体構造法のすべて』の改訂新版.これまでの内容を引き継ぐものを「基本編」,基本編の内容を補いつつ初版以降の臨床研究成果を新たにまとめたものを「応用編」とし,“姉妹本”として発行しました.
●「基本編」では,全体構造法の考え方と具体的な訓練教材・手技についてまとめました.
●「基本編」「応用編」ともに,後半には全体構造法を試みた最新症例を各7症例(計14症例)掲載し,本法臨床についてより深く考えられる構成としました.
【総論編】
<全体構造法とは何か>
人間の言語習得
全体構造体系である人間に対する失語症治療
失語症の評価診断に対する全体構造法の考え方
<全体構造法の手技>
となえうた
身体リズム運動
不連続刺激
【症例編】
重度ブローカ失語の訓練経過
ウェルニッケ失語の評価と訓練経過
中心問題を求心性の運動感覚障害と固執して訓練を行った伝導失語の症例
伝導失語の評価と訓練
健忘失語の訓練―意味概念の構造化
急性期より訓練を開始した伝導失語と健忘失語の合併例
超皮質性感覚失語の訓練経過
【終章】
Concluding Remarks
失語症理解への一つの視座