書名 |
新版 失語症のリハビリテーション 全体構造法 応用編 |
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筆頭著者 |
米本恭三・監(東京慈恵会医科大学名誉教授) |
その他著者等 |
道関京子 門田義弘 磯貝智 外谷優香理 藤井加代子 鈴木勝 舘澤吉晴 五十嵐明美 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-263-21714-6 |
発行年 |
2016年3月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 236頁 |
分類 |
リハビリテーション/言語聴覚 |
価格 |
定価4,400円(本体4,000円 税10%) |
●有効な治療法やリハビリテーション手法が少ないとされてきた失語症に,画期的な手法の理論と手技を体系的に紹介して好評を博している『失語症のリハビリテーション 全体構造法のすべて』の改訂新版.これまでの内容を引き継ぐものを「基本編」,基本編の内容を補いつつ初版以降の臨床研究成果を新たにまとめたものを「応用編」とし,“姉妹本”として発行しました.
●「応用編」では,構造的失語症タイプ分類の厳密性と判断視点,意味や概念面の構造化障害に対する理論と実践,さらには他の言語聴覚障害領域である言語発達・高次脳機能障害領域への全体構造法の適応研究について解説しました.
●「基本編」「応用編」ともに,後半には全体構造法を試みた最新症例を各7症例(計14症例)掲載し,本法臨床についてより深く考えられる構成としました.
【理論編】
<構造的失語症タイプ分類とその訓練>
構造的失語症タイプ分類とは
構造的失語症タイプ分類別の全体構造法訓練
健忘失語(失名辞失語)の構造的な考え方と全体構造法訓練
<他領域への全体構造法の適応>
認知症への適応
吃音への適応
子どもの言語聴覚・発達障害への適応
【症例編】
訪問リハビリテーションにて介入した重度ブローカ失語の訓練経過
身体リズム運動に苦慮したブローカ失語症例の経過
生活期におけるウェルニッケ失語の訓練経過
訪問リハビリテーションにおける全体構造法
求心性運動障害を中心問題とする伝導失語のタイプ評価過程と経過
語音認知の低下を伴った伝導失語の一症例
自閉スペクトラム症・機能性構音障害・吃音が重複する小児への全体構造法訓練