書名 |
国がんドクター片井の胃外科手術 |
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筆頭著者 |
片井 均・著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-307-20353-1 |
発行年 |
2016年3月 |
判型 / 頁数 |
A4判 / 220頁 |
分類 |
臨床医学系/消化器外科 |
価格 |
定価16,500円(本体15,000円 税10%) |
開腹手術、腹腔鏡手術に2大別される胃癌の手術。早期胃癌に対する腹腔鏡手術が増加していく一方で、進行胃癌に対する標準手術はあくまで“開腹による”D2郭清胃切除であり、日本で胃癌手術を行う限り、郭清を伴う開腹手術手技の習得は必須である。本書は、長年、国がんで技術を磨いた著者の開腹手術手技の集大成となる。胃全摘を中心に縮小手術から拡大手術まで、臨場感あふれるイラストで術者と助手の手技を徹底解説する。
■総論 編
第 1 章 ものの考え方
1.1 郭清を伴う手術を行う動機づけ
1.2 郭清を伴う手術を行うための心構え
1.3 Zero mortality
1.4 屁理屈でも理屈
1.5 謙虚であれ
1.6 言い聞かせている言葉
第 2 章 手術の基本手技
2.1 手術の基本
2.2 胃癌手術に必要な手術器具
■手術実技 編
第 3 章 進行胃癌に対する標準手術
3.1 胃全摘術(D2)
3.2 食道浸潤胃癌に対する手術(開腹横隔膜切開による食道裂孔へのアプローチ)
3.3 食道浸潤胃癌に対する手術(左開胸開腹アプローチ)
3.4 膵臓に関して
3.5 幽門側胃切除(D2)
3.6 幽門側胃切除後のRoux-en-Y再建法―がんセンターの標準再建
第 4 章 早期胃癌に対する縮小手術
4.1 幽門保存胃切除(D1+)
4.2 自律神経温存・空腸間置再建による噴門側胃切除(D1+)
第 5 章 拡大手術
5.1 腹部傍大動脈リンパ節郭清
5.2 残胃全摘術(胃癌に対する幽門側胃切除後の残胃癌)