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書名

小児白血病・リンパ腫診療ガイドライン 2016年版 (第3版)

筆頭著者

日本小児血液・がん学会・編

出版社名

金原出版

ISBNコード

ISBN978-4-307-17069-7

発行年

2016年2月

判型 / 頁数

B5判 / 204頁

分類

臨床医学系/がん治療・緩和ケア

価格

定価3,630円(本体3,300円 税10%)

内容

小児がんの年間発症数は約2,500人と成人に比較して非常に少ない。それゆえ前方視的ランダム化比較試験を行うことは難しく,新たなエビデンスを創出しにくい領域である。そのような背景を十分に踏まえた上で,標準的治療に対する基本的な考え方を提示し,治療選択のための情報提供ツールとして改訂版が作成された。前版のCQ形式を踏襲し,各解説の内容の充実をはかった。新たに小児緩和医療のCQが追加されたことも注目である。

目次

ガイドラインの基本的事項

1章 急性リンパ性白血病ALL
I アルゴリズム
II はじめに
III クリニカルクエスチョン
CQ1.小児ALLの治療方針の決定に必要な分類と検査は何か
CQ2.小児ALLの標準的寛解導入療法は何か
CQ3.小児ALLの寛解後の標準的治療は何か
CQ4.小児ALLの標準的維持療法は何か
CQ5.小児ALLの標準的CNS白血病の予防および治療は何か
CQ6.小児Ph染色体陽性ALLの標準的治療は何か
CQ7.乳児ALLの標準的治療は何か
CQ8.思春期・若年成人ALLの標準的治療は何か
CQ9.再発小児ALLの標準的治療は何か
CQ10.小児ALL治療における造血細胞移植の役割は何か
CQ11.小児ALL治療におけるMRD測定の役割は何か

2章 急性骨髄性白血病 AML
I アルゴリズム
II はじめに
III クリニカルクエスチョン
CQ1.小児AMLの治療方針の決定に必要な分類と検査は何か
CQ2.小児AMLの標準的寛解導入療法は何か
CQ3.小児AMLの寛解後の標準的治療は何か
CQ4.小児AML治療における造血細胞移植の役割は何か
CQ5.再発小児AMLの標準的治療は何か
CQ6.小児APLの標準的治療は何か
CQ7.Down症候群のAMLの標準的治療は何か

3章 慢性骨髄性白血病 CML
I はじめに
II クリニカルクエスチョン
CQ1.小児CMLの標準的治療は何7
CQ2.小児CML治療における造血細胞移植の役割は何か

4章 骨髄異形成症候群 MDS
I アルゴリズム
II はじめに
III クリニカルクエスチョン
CQ1.芽球増加を伴わない小児MDSの標準的治療は何か
CQ2.小児のRAEBおよびRAEBTの標準的治療は何か
CQ3.JMMLの標準的治療は何か
CQ4.Down症候群の小児にみられるMDSの標準的治療は何か
CQ5.Down.症候群にみられるTAMの管理は何か

5章 リンパ腫
I アルゴリズム
II はじめに
III クリニカルクエスチョン
CQ1.小児リンパ腫の治療方針の決定に必要な検査と分類は何か
CQ2.小児の成熟B細胞性リンパ腫の標準的治療は何か
CQ3.小児のリンパ芽球性リンパ腫の標準的治療は何か
CQ4.小児の未分化大細胞型リンパ腫の標準的治療は何か
CQ5.小児ホジキンリンパ腫の標準的治療は何か
CQ6.思春期・若年成人のリンパ腫の標準的治療は何か
CQ7.小児リンパ腫治療におけるFDG-PET/CT検査の意義は何か
CQ8.再発・難治性非ホジキンリンパ腫の標準的治療は何か

6章 ランゲルハンス細胞組織球症 LCH
I はじめに
II クリニカルクエスチョン
CQ1..小児LCHの治療方針の決定に必要な検査と分類は何か
CQ2.単一臓器型LCHの標準的治療は何か
CQ3.多臓器型LCHの標準的治療は何か

7章 支持療法
I アルゴリズム
II はじめに
III クリニカルクエスチョン
CQ1.標準的な感染予防は何か
CQ2.発熱性好中球減少症の標準的治療は何か
CQ3.深在性真菌症の診断法は何か
CQ4.深在性真菌症の標準的治療は何か
CQ5.ウイルス感染症の標準的治療は何か
CQ6.赤血球輸血の適応と輸血量の目安は何か
CQ7.血小板輸血の適応と輸血量の目安は何か
CQ8..L-アスパラギナーゼ投与時の凝固線溶系異常に対する標準的治療は何か
CQ9.腫瘍崩壊症候群の標準的治療は何か
CQ10.小児がん治療における苦痛緩和対策は何か
CQ11.小児がん患児が経験する疼痛に対する標準的評価は何か
CQ12.検査・処置に対する標準的疼痛管理は何か
CQ13.小児がん(疾患)に対する標準的疼痛管理は何か