書名 |
大動脈弁形成術のすべて |
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筆頭著者 |
國原 孝・他編 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-8306-2341-7 |
発行年 |
2015年11月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 166頁 |
分類 |
臨床医学系/心臓・血管外科 |
価格 |
定価9,350円(本体8,500円 税10%) |
安易に弁置換をするのではなく,自己弁を温存し形成することにより,患者さんにかかる術後の負担を減らす.
第I章総論
1.大動脈弁の解剖,形態学的特徴
2.大動脈弁のエコー計測
3.大動脈弁のCT 計測
4.大動脈弁形成術の適応と禁忌
[O]valve in valve 時代における大動脈弁形成術の意義
第II章各論
1.大動脈弁形成術の変遷,方法,成績
a.2 尖弁
【Column】川副浩平
【Column】Hans-Hinrich Sievers
[O]2尖弁の3尖弁化
b.3尖弁
【Column】Gebrine El Khoury
c.その他-1尖弁と4尖弁-
[O]大動脈弁形成術におけるMICSの限界と可能性
2.reimplantation 法の変遷,方法,成績
【Column】Tirone E. David
3.remodeling法の変遷,方法,成績
【Column】Magdi Habib Yacoub
[O]reimplantation法とremodeling法の比較,実験
4.annuloplastyの種類,成績
【Column】Hans Joachim Schäfers
【Column】Emmanuel Lansac
[O]その他の大動脈弁温存基部置換術-Florida sleeve手術-
【Column】D. Craig Miller
[O]Valsalva graftの功罪
【Column】Ruggero De Paulis
5.connective tissue disease に対する弁形成術- vs. 弁置換,基部置換-
[O]高齢者における大動脈弁形成術の意義
6.急性A 型大動脈解離に対する弁温存基部置換術
7.小児に対する弁形成術
【Column】Axel Haverich
[O]若年者における大動脈弁形成術の意義
8.大動脈弁狭窄症に対する自己心膜を用いた大動脈弁再建術-尾崎法-
[O]自己心膜弁尖の形状の工夫
第III章症例検討-この症例ならどうする?-
1.geometric heightが低い症例をどうするか?
2.狭窄のある2 尖弁をどうするか?
3.Valsalva洞のborderline dilatationに対してどう対処すべきか?
4.perforation,fenestrationにどう対処するか?
【Column】伊藤 翼
5.複合弁膜症における中等度大動脈弁逆流にどう対処するか?
6.partial remodelingはどのようなときに可能か?
7.Valsalva洞動脈瘤破裂に伴う大動脈弁逆流に対する弁形成術
8.心室中隔欠損に伴う大動脈弁逆流に対する弁形成術
9.感染性心内膜炎に伴う大動脈弁逆流に対する弁形成術
10.外傷性大動脈弁逆流に対する弁形成術
11.allograftの大動脈弁逆流にどう対処するか?
おわりに
循環器内科医が大動脈弁形成術に期待すること
索引
[O]:ONE POINT ADVICE