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書名

がん免疫療法のメカニズム解明と臨床への展開 がんと免疫 ≪The Frontiers in Life Sciences≫

筆頭著者

坂口志文・他編

出版社名

南山堂

ISBNコード

ISBN978-4-525-13471-6

発行年

2015年10月

判型 / 頁数

B5判 / 192頁

分類

臨床医学系/がん治療・緩和ケア

価格

定価5,500円(本体5,000円 税10%)

内容

抗PD-1抗体,抗CTLA-4抗体など免疫チェックポイント阻害剤やCAR-T細胞療法をはじめ,新規の分子を標的とするがん免疫療法が展開され,今後ニボルマブ,イピリムマブの適応拡大が期待されている.がんに対する免疫系の制御メカニズムの解明から新たな治療法の展開まで,第一線の研究者がわかりやすく解説した待望の一冊.

目次

第1章 概論

第Ⅰ部 抗腫瘍免疫応答

第2章 がんの免疫監視機構からがん免疫編集

〔自然免疫〕

第3章 NK細胞

第4章 腫瘍免疫におけるNKT細胞の役割と臨床応用

第5章 自然リンパ球の機能と腫瘍形成

第6章 がんの免疫アジュバント療法

〔獲得免疫〕

第7章 がん抗原

第8章 がんに対するT細胞応答

第9章 腫瘍免疫微小環境

第10章 樹状細胞の生物学的特徴と樹状細胞標的療法の進歩

第11章 B細胞による腫瘍制御

第Ⅱ部 腫瘍免疫制御

第12章 制御性T細胞と腫瘍免疫

第13章 骨髄由来抑制細胞(MDSC)

第14章 マクロファージの分化機構とがんにおける役割

第15章 がん免疫における共刺激分子,共抑制分子と免疫チェックポイント

第Ⅲ部 治療への応用

第16章 遺伝子操作T細胞療法 ─CAR-T遺伝子治療を中心に─

第17章 iPS細胞技術を用いたがん抗原特異的T細胞のクローニングと再生 ─他家移植の系で使えるT細胞製剤の開発に向けて─

第18章 抗体療法(免疫チェックポイント阻害療法)

第19章 がんのウイルス療法

第20章 次世代ペプチドワクチン療法の開発