書名 |
図解 薬理学 ≪みてわかる薬学≫ |
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筆頭著者 |
鍋島俊隆・他編 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-525-72061-2 |
発行年 |
2015年10月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 874頁 |
分類 |
基礎医学系/薬理学 |
価格 |
定価9,680円(本体8,800円 税10%) |

薬学教育における重点科目である「薬理学」について学生が十分理解を深めることができるよう,わかりやすく,詳しい解説とともにビジュアル面にも力を入れて編集した.
各領域の専門家が,薬理学の導入教育に最適なレベルで,図を多用し,病態とともに薬の作用メカニズムを解説.あらためて薬理学を学びたい方にもおすすめの一冊.

1章 薬理学の基礎
1 薬が効くしくみ
2 薬の体内動態
3 薬効の個人差と薬理作用に影響を与える因子
4 薬の連用・併用による薬理作用の変化
2章 精神・神経系の薬理
1 神経系の解剖・生理と薬
2 意識と麻酔薬
3 痛みと鎮痛薬-疼痛治療薬-
4 片頭痛と治療薬
5 不安障害・不眠と治療薬
6 統合失調症と治療薬
7 気分障害と治療薬
8 抗てんかん薬
9 パーキンソン病と治療薬
10 認知症と治療薬
3章 循環系の薬理
1 循環系の構造と機能
2 刺激伝導系と抗不整脈薬
3 血液循環のシステムと狭心症治療薬
4 心筋梗塞と治療薬
5 心不全と治療薬
6 血圧と高血圧治療薬
7 低血圧の病態生理と薬物治療
4章 呼吸器系の薬理
1 呼吸器系の構造・機能と疾患
2 呼吸抑制と呼吸刺激薬(呼吸興奮薬)
3 鎮咳薬
4 去痰薬
5 気管支喘息と治療薬
5章 内分泌系の薬理
1 内分泌系とホルモン
2 視床下部ホルモン・下垂体ホルモン
3 甲状腺ホルモン
4 副腎皮質ホルモン
5 女性ホルモン
6 男性ホルモン
7 副甲状腺ホルモン
8 カルシトニン
6章 代謝系の薬理
1 糖代謝と糖尿病治療薬
2 脂質代謝と脂質異常症治療薬
3 核酸代謝と高尿酸血症・痛風治療薬
4 骨・カルシウム代謝と薬
7章 消化器系の薬理
1 消化管の構造と機能
2 消化性潰瘍と治療薬
3 食欲不振・消化不良と治療薬
4 下痢・便秘と治療薬
5 炎症性腸疾患と治療薬
6 過敏性腸症候群と治療薬
7 嘔吐と治療薬
8 ウイルス性肝炎と治療薬
9 胆嚢・胆道疾患と治療薬
10 膵炎と治療薬
8章 腎・泌尿器系の薬理
1 体液・電解質バランスと腎臓
2 利尿薬
3 電解質平衡異常治療薬
4 神経因性膀胱と治療薬
5 前立腺肥大症と治療薬
6 その他の泌尿器系疾患治療薬
9章 皮膚・眼・耳鼻咽喉科系の薬理
1 皮膚疾患治療薬
2 眼疾患治療薬
3 めまい(眩暈)治療薬
4 耳鼻咽喉科用薬
10章 血液・造血器系の薬理
1 血液成分と造血薬
2 血液凝固・線溶と止血薬・抗血栓薬
11章 免疫・アレルギー系の薬理
1 免疫のしくみと異常
2 抗アレルギー薬
3 免疫抑制薬
12章 炎症系の薬理
1 炎症反応
2 抗炎症薬
3 関節リウマチと抗リウマチ薬
13章 抗感染症薬の薬理
1 感染症と抗菌薬
2 β-ラクタム系抗菌薬
3 アミノグリコシド系抗菌薬
4 キノロン系抗菌薬
5 マクロライド系抗菌薬・リンコマイシン系抗菌薬
6 テトラサイクリン系抗菌薬
7 抗MRSA薬
8 その他の抗菌薬
9 抗結核薬
10 抗真菌薬
11 抗ウイルス薬
14章 抗がん薬の薬理
1 抗がん薬による薬物治療
2 アルキル化薬
3 代謝拮抗薬
4 植物アルカロイド
5 抗がん性抗生物質
6 プラチナ(白金)製剤
7 ホルモン剤
8 分子標的薬
9 その他の抗がん薬
15章 薬理学の臨床への応用
1 薬理学研究の現状と意義
2 臨床現場における薬理学の重要性