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書名

こんな時どうすれば!? 糖尿病・血糖管理コンサルタント

筆頭著者

貴田岡正史・他編

出版社名

金芳堂

ISBNコード

ISBN978-4-7653-1643-9

発行年

2015年8月

判型 / 頁数

A5判 / 376頁

分類

臨床医学系/糖尿病

価格

定価5,720円(本体5,200円 税10%)

内容

糖尿病の診療に関連して糖尿病専門医や熟練したメディカルスタッフへのコンサルトは,問題の解決に有効に機能する.本書は,そういう疑問に答えてくれる存在として大いに役立ち,専門家のいない環境下でも適切な対応をとり診療を進めるための手引書である.
通読してもよいが,むしろ随時必要な知識を求めて拾い読みしても十分な理解が得られるように配慮してある.
必要な知識【知識の引き出し1~8】と,コンサルテーションの実際【事例1~41】が関連付けられた構成になっており,知識に立ち戻りつつ臨床の理解を深めることができる.

目次

1章 プロブレムを的確に認識するには

2章 医療連携とチーム医療
 1 患者を中心にすえた医療連携とチーム医療とは
 2 糖尿病の特殊性
 3 合併症(腎症)を通じたチーム医療の有用性
3章 コンサルテーションについて

4章 血糖管理に必要な知識 【知識の引き出し】
・引き出し1 糖尿病の診断分類と管理目標
 A.診断基準
 B.病型分類
 C.血糖コントロール目標

・引き出し2 病態の把握のための検査
 A.インスリン分泌能とインスリン抵抗性の指標
 B.糖毒性
 C.IFGとIGT

・引き出し3 血糖管理・合併症管理のための検査
 A.血糖管理のための検査
 B.慢性合併症管理のための検査
 C.急性合併症管理のための検査

・引き出し4 食事療法
 A.食事療法とは
 B.エネルギー基準食
 C.腎症発症後の食事・蛋白制限食
 D.末期腎不全の食事
 E.その他

・引き出し5 運動療法
 A.運動療法の基本
 B.運動療法指導上の注意点
 C.運動療法を長続きさせるコツ
 D.1型,2型における運動療法の位置付け
 E.高齢者患者の内服時,インスリン注射時の注意点

・引き出し6 薬物療法(経口薬)
 A.スルフォニル尿素(SU)薬とグリニド薬
 B.ビグアナイド薬
 C.α-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI)
 D.チアゾリジン薬
 E.DPP-4阻害薬
 F.SGLT2阻害薬
 G.腎不全患者への投与

・引き出し7 薬物療法(注射薬)
 A.インスリン
 B.GLP-1 受容体作動薬
 C.腎不全患者への投与

・引き出し8 低血糖対応とシックデイ
 A.低血糖
 B.シックデイ

5章 コンサルテーションの実際
 1.病態に応じたアプローチ
 2.薬剤の選択と使い方
 3.急性代謝異常
 4.特殊な糖尿病の診断と治療
 5.合併症のある患者の治療
 6.特殊な状況での管理
 7.高齢者の管理
 8.その他