| 書名 | 慢性疾患の認知行動療法 セラピストガイド ―アドヒアランスとうつへのアプローチ | 
|---|---|
| 筆頭著者 | 堀越 勝・他監訳 | 
| 出版社名 | |
| ISBNコード | ISBN978-4-7878-2185-0 | 
| 発行年 | 2015年6月 | 
| 判型 / 頁数 | A5判 / 180頁 | 
| 分類 | 臨床医学系/精神神経科学/心身医学・臨床心理学 | 
| 価格 | 定価3,300円(本体3,000円 税10%) | 
 
慢性疾患の臨床において,アドヒアランスの低さとうつは治療を妨げる大きな要因となっている.本書は心理士や患者ケアにかかわるその他医療スタッフに,慢性疾患患者に適用できるアドヒアランスとうつの問題に焦点を当てたCBTプログラム”CBT-AD”を紹介.同時発売の,患者さんに手渡す『ワークブック』と併せて活用ください.
 
・推薦の辞
・原書のシリーズ監修者による序文
・監訳の辞
 第1章 セラピストのための基礎知識
1 背景となる情報と本プログラムの目的   2 問題の焦点:慢性疾患におけるうつとアドヒアランス   3 うつのさまざまなタイプ:診断基準   4 プログラムの作成とエビデンス   5 CBT-ADの概念的基礎   6 本治療プログラムのリスクと利益   7 代わりとなる治療   8 薬物治療の役割   9 本治療プログラムの概略   10 ワークブックの利用
 第2章 疾患ごとのアドヒアランスのポイント
1 AIDS/HIV感染症   2 糖尿病   3 CBT-ADが適用できるその他の医学的問題   4 まとめ
 第3章 モジュール1:CBTについての心理教育と動機づけ面接
1 アジェンダ設定   2 CES-Dによるうつの重症度のふり返り   3 アドヒアランスと医学的な変化のふり返り   4 うつとアドヒアランス   5 うつの要素   6 うつのCBTモデル   7 うつのサイクル   8 治療の焦点   9 うつを緩和することへの動機づけ   10 動機づけのたとえ話   11 動機づけ練習:変化するメリットとデメリット   12 治療のフォーマット   13 治療についての考えを取り扱う
 第4章 モジュール2:アドヒアランス向上練習(ライフステップ)
1 アジェンダ設定   2 CES-Dによるうつの重症度のふり返り   3 アドヒアランスと医学的な変化のふり返り   4 前のモジュールのふり返り   5 ライフステップ:アドヒアランスとセルフケアの向上   6 ライフステップ   7 手順のふり返り   8 フォローアップ(任意で)
 第5章 モジュール3:活動計画
1 アジェンダ設定   2 CES-Dによるうつの重症度のふり返り   3 アドヒアランスと医学的な変化のふり返り   4 これまでのモジュールとホームワークのふり返り   5 活動計画   6 活動リスト   7 週間活動記録表
 第6章 モジュール4:認知再構成(適応的な考え方)
 認知再構成 パートⅠ
1 アジェンダ設定   2 CES-Dによるうつの重症度のふり返り   3 アドヒアランスと医学的な変化のふり返り   4 これまでのモジュールとホームワークのふり返り   5 認知再構成   6 考え方のくせ   7 自動思考   8 次のセッション
 認知再構成 パートⅡ
9 アジェンダ設定   10 CES-Dによるうつの重症度のふり返り   11 アドヒアランスと医学的な変化のふり返り   12 これまでの資料とホームワークのふり返り   13 合理的反応   14 コーチングについてのたとえ話   15 合理的反応の形成   16 現実の状況で自動思考を検証する   17 中核信念
 第7章 モジュール5:問題解決
1 アジェンダ設定   2 CES-Dによるうつの重症度のふり返り   3 アドヒアランスと医学的な変化のふり返り   4 これまでのモジュールとホームワークのふり返り   5 問題解決   6 問題解決練習
7 問題解決の五つのステップ   8 大きな課題を扱いやすいステップに分ける方法
 第8章 モジュール6:リラクセーション練習と腹式呼吸
1 アジェンダ設定   2 CES-Dによるうつの重症度のふり返り   3 アドヒアランスと医学的な変化のふり返り   4 これまでのモジュールのふり返り   5 呼吸法の再練習   6 腹式呼吸法   7 リラクセーション法(漸進的筋弛緩法)
 第9章 今までのふり返りとメンテナンス・再発予防
1 アジェンダ設定   2 CES-Dによるうつの重症度のふり返り   3 アドヒアランスと医学的な変化のふり返り   4 前回のセッションのふり返り   5 これまでのモジュールとホームワークのふり返り   6 患者が自分自身の治療者になっていくことについて話し合う   7 患者の進歩   8 治療ツールの有用性   9 メンテナンス,再発予防,治療の終結
 参考文献
 索 引
・原著者紹介
・訳者一覧
















