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書名

いざというとき学校現場で役に立つ 食物アナフィラキシー対応ガイドブック

筆頭著者

伊藤節子・監

出版社名

診断と治療社

ISBNコード

ISBN978-4-7878-2121-8

発行年

2015年6月

判型 / 頁数

B5判 / 112頁

分類

臨床医学系/小児科学

価格

定価2,090円(本体1,900円 税10%)

内容

学校で食物によるアナフィラキシーが起こったときの危機管理(だれが何をすべきか)と起こさない安全管理について可能な限りイラストや写真を使って対応をポイント解説

目次

1章
学校で食物アナフィラキシーが起こったら
さあどうする?どう対応する?
A.まずは先生が異変を知ること
1.子どもに異変が起きていても,先生に伝わらなければ対応はできません
2.動かずに先生を呼びましょう
B.症状の観察と聞き取り
1.自覚症状と他覚症状を覚えておきましょう
2.アナフィラキシーを疑うとき①
3.アナフィラキシーを疑うとき②
4.アナフィラキシーが起きるきっかけを覚えておきましょう
C.異変を起こした子どもへの最初の対応
1.アナフィラキシーを疑ったら
2.子ども本人から積極的に症状を聞き取る
3.体を横にする
4.応援を呼ぶ

2・3・4は並行して行うこともあり得ると考えましょう!柔軟な対応が必要です。

D.手あてをする・救急車を呼ぶ・保護者へ連絡する
1.養護の先生の出番です
2.アナフィラキシー専用救急セットを子どもの手もとに取り寄せましょう
3.記録をとる
4.主治医に連絡する
5.緊急薬を服用する
6.まわりの子どもを移動させる
7.子どもを運ぶ
8.救急車を呼んで迎える
9.保護者へ連絡する

1〜9は並行して行うこともあり得ると考えましょう!
柔軟な対応が必要です。

E. 正しくエピペン®を使用する
1.エピペン®の適応を確認しましょう
2.手順に従ってエピペン®を使用しましょう
コラム エピペン®の効果と有害事象

2章
学校職員による
アナフィラキシー対策トレーニング方法
1.食物アレルギー対応委員会の役割
2.エピペン®トレーニングと管理方法
コラム 練習用トレーナーと本物のエピペン®との相違点
3.ロールプレイングの方法と注意点
3章
日頃から備えておきたい!
学校現場における食物アレルギー児の個別対応計画
A.食物アレルギー児の個別対応計画
1.学校における食物アレルギー児の個別対応計画についての保護者への説明
2.食物アレルギー調査のポイント
3.食物アレルギー調査書類
a. 学校生活管理指導表
b. 食物アレルギー診断書
c. 食物アレルギー除去申告書
4.エピペン®携帯になった理由と過去に起きた症状の聞き取り方
5.食物アレルギー携帯カードの作成方法
6.食物アレルギー児の個別対応計画の作成方法
7.給食の除去レベルの決定方法
B.学校生活を安全に送るための注意点
1.体育・部活動中の注意点
2.調理実習を行う際の注意点
3.食べ物を取り扱う授業での注意点
4.掃除のときの注意点
5.宿泊を伴う学校行事の注意点
6.登下校中の注意点
C.学校給食の注意点
1.安全なアレルギー対応の学校給食を提供するための基本事項
2.除去のレベルに基づいた給食方法
3.安全に食事を取るための注意点
4.給食室から教室までの注意点
5.給食当番の注意点
6.給食中の注意点
7.後かたづけの注意点
8.お弁当持参時の注意点
9.ユニバーサル献立の必要性

4章
食物アレルギーとアナフィラキシーについて
これだけは覚えておきたいこと
1.食物アレルギーとは何か,注意すべき原因食物とは何か?
2.食物アレルギーの重症度を正しく評価する方法
3.口腔アレルギー症候群
4.食物依存性運動誘発アナフィラキシー