書籍検索結果 詳細表示

書名

運動による脳の制御 ―認知症予防のための運動

筆頭著者

島田裕之・編

出版社名

杏林書院

ISBNコード

ISBN978-4-7644-0071-9

発行年

2015年7月

判型 / 頁数

B5判 / 232頁

分類

リハビリテーション/老年リハビリテーション

価格

定価4,400円(本体4,000円 税10%)

内容

本書では,運動に着目した認知症予防の理解のため,「脳」「認知症」「運動」の関係を詳述するとともに,認知機能を高める効果的な運動プログラムを紹介しています.

目次

序章 介護予防と認知症予防
 1.介護予防の中での認知症予防の位置付け
 2.認知症予防を含む介護予防における身体活動向上の重要性
 3.おわりに
第1章 認知症を理解するために〜総論〜
 1−1 認知症患者の現況と今後の予測(日本,世界,アジア)
 1−2 認知症による経済的負担
 1−3 MCIと認知症の疫学
 1−4 認知症予防の可能性(MCIに対する早期対処)
第2章 認知症の発症メカニズムと予防(改善)のメカニズム
 2−1 運動による脳機能向上の分子機構
 2−2 認知症の危険因子
 2−3 保護因子
 2−4 運動とシナプス機能と脳容量
第3章 認知症の診断とスクリーニング検査
 3−1 認知機能の加齢変化
 3−2 認知症を判定する検査のカットオフ値
 3−3 軽度認知障害(MCI)のスクリーニング検査
第4章 認知症予防を目的とした運動プログラムと効果
 4−1 有酸素運動の方法と効果
 4−2 レジスタンス・トレーニングの方法と効果
 4−3 マルチタスク・トレーニング等の方法と効果
 4−4 身体活動向上を目指した行動変容技法の方法と効果
第5章 認知症予防を目的とした介入研究の先進事例
 5−1 大府研究
 5−2 高崎研究
 付録1 認知症予防マニュアル
 脳を賦活する運動
 付録2 認知症予防へ向けた運動 コグニサイズ
 認知症になりやすい人の特徴
 アルツハイマー病と密接に関連しているのは?
 適正な強度で運動しよう
 コグニステップ
 コグニラダー
 みんなでコグニサイズ
 5人でコグニサイズ
 3人でコグニサイズ
 コグニウォーク
 コグニサイズ実施の留意点
 コグニサイズ実施の10カ条
 コグニサイズの実施ポイント