日常診療においてよく遭遇する愁訴や症状・徴候、検査や画像所見から、限られた時間の中で的確な診断を行うためのポイント、アプロ―チ法を解説した、実践的手引。症候ごとに「背景」「病態生理」「評価」「診断」の4段階を提示した簡潔な章構成は継承しつつ、「双極性障害」「視力消失」「クレアチニン上昇」など新たな項目が追加されパワーアップ。研修医やプライマリ・ケア医、地域医療に従事する医師などに欠かせない一冊。

1 10分間診断の基本原理
2 鑑別のつかないプロブレム
3 メンタルヘルスのプロブレム
4 神経系に関連したプロブレム
5 眼のプロブレム
6 耳鼻咽喉科のプロブレム
7 心血管系のプロブレム
8 呼吸器系のプロブレム
9 消化器系のプロブレム
10 腎・泌尿器系のプロブレム
11 女性生殖器に関連したプロブレム
12 筋骨格系のプロブレム
13 皮膚のプロブレム
14 内分泌・代謝のプロブレム
15 血管・リンパ系のプロブレム
16 検査結果異常：血液学と尿検査
17 検査結果異常：血液生化学と免疫学
18 画像診断における異常