書名 |
しみじみわかる血栓止血 Vol.2 ―血栓症・抗血栓療法編 |
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筆頭著者 |
朝倉英策・著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-498-12592-6 |
発行年 |
2015年6月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 188頁 |
分類 |
臨床医学系/血液・造血器 |
価格 |
定価4,400円(本体4,000円 税10%) |
人気ブログ「金沢大学 血液内科・呼吸器内科/血液・呼吸器内科のお役立ち情報」の第二弾.血栓止血領域の臨床,特に血栓症や抗血栓療法の基本について丁寧に解説した.
目次
1 章/ 血栓症
A ─ 血栓症の概念
1 血栓症とは?
2 血栓症の分類
3 動脈血栓症
4 静脈血栓症
B ─ 抗血栓療法
1 抗血栓療法の種類
2 抗血栓療法の使い分け
3 血栓症の種類と抗血栓療法の分類
4 抗血栓療法(薬物)
5 抗血小板療法/ アスピリン
6 アスピリンの作用機序
7 アスピリンジレンマ
8 アスピリン少量投与
9 アスピリン使用量
10 抗凝固療法/ ワルファリン
11 牛の奇病(sweet clover 病)
12 牛の奇病とダイクマロール
13 ワルファリンの語源
14 ワルファリンと殺鼠剤
C ─ アスピリン vs. ワルファリン
1 アスピリンか、ワルファリンか?
2 冠動脈ステント留置
3 冠動脈ステント:アスピリン、ワルファリン、チクロピジン
4 冠動脈ステント:DAPT
5 心房細動
6 心房細動と十分なワルファリン
7 凝固活性化分子マーカー
8 心房細動とTAT、SF、DD など
9 心房細動の抗血栓療法とF1+2
10 心房細動:INR とF1+2 の相関
11 心房細動:抗凝固療法とD- ダイマー ?
12 心房細動:抗凝固療法とD- ダイマー ?
13 心房細動:抗凝固療法と可溶性フィブリン(SF)
14 ワルファリンのモニタリング
15 心房細動にはワルファリン
16 心房細動:INR と出血
17 心房細動の抗凝固療法モニタリング
18 効果と出血のモニタリング
19 NR モニタリング
20 閉塞性動脈硬化症
21 閉塞性動脈硬化症:抗凝固療法?
22 閉塞性動脈硬化症には抗血小板療法
23 血栓症病態と抗血栓療法の使い分け(まとめ)
24 プラビックス、プレタール、プロサイリン/ドルナー
25 ワルファリン
D ─ ヘパリン類など
1 ヘパリン類の種類
2 低分子へパリン
3 ダナパロイドナトリウム(オルガラン)
4 フォンダパリヌクス(アリクストラ)
5 プロタミン(ヘパリンの中和)
6 アルガトロバン(スロンノン)
7 抗トロンビン薬か、抗Xa 薬か?
8 ヒルジン(ヒルの唾液腺がヒント)
9 ヒルログ(ヒルジン誘導体)
E ─ 新規経口抗凝固薬(NOAC)
1 新規経口抗凝固薬(NOAC)
2 ワルファリンとNOAC の相違点
3 NOAC の効果
4 NOAC の少ない頭蓋内出血
5 NOAC による脳卒中の低下
6 NOAC とワルファリンの長所と短所
7 NOAC の種類
8 NOAC の比較
9 プラザキサとイグザレルトの比較
10 モニタリングは不要か?
11 NOAC の薬物動態
12 ダビガトランのPT、APTT への影響
13 ダビガトランとPT、APTT(試薬)
14 リバーロキサバンとPT、APTT
15 エドキサバンとPT、APTT
16 リバーロキサバンとPT(術後)
17 ダビガトランとアンチトロンビン(AT)
18 リバーロキサバンとアンチトロンビン(AT)
19 ダビガトランとフィブリノゲン
20 ダビガトランとAPTT(入院)
21 ダビガトランとAPTT(外来)
22 NOAC のモニタリング(PT & APTT)
23 各NOAC のモニタリング
24 NOAC のモニタリング(効果&副作用)
25 モニタリングの例
26 心房細動治療のガイドライン
27 NOAC とPOCT の落とし穴
28 がん患者の血栓症に対するNOAC
2 章/ 深部静脈血栓症/ 肺塞栓症
A ─ 概念
B ─ 整形外科手術、地震災害
C ─ 症状、診断
D ─ 治療
E ─ 予防、ガイドライン
F ─ 下大静脈フィルター
G ─ 危険因子、血栓性素因
H ─ エコノミークラス症候群(ロングフライト血栓症)
3 章/ 閉塞性動脈硬化症
4 章/ 抗リン脂質抗体症候群(APS)
5 章/ 血液凝固検査(発展)
さくいん