書名 |
無症候性脳血管障害を解く ≪脳神経外科診療プラクティス 5≫ |
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筆頭著者 |
飯原弘二・他編 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-8306-2405-6 |
発行年 |
2015年5月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 382頁 |
分類 |
臨床医学系/脳神経外科 |
価格 |
定価20,900円(本体19,000円 税10%) |
無症候性脳血管障害が,症候化や破裂をきたすリスクを的確に予測し,発症や破裂を未然に防ぐために,疾患ごとの発症前診断・治療を目指す「先制医療」の観点を培う.
I. 総説-「無症候性」の概念-
1.無症候性脳血管障害を解く─先制医療,適確医療の観点から─
II. 無症候性脳血管障害のリスクファクター
1.総論─無症候性脳血管障害のリスクをどう捉えるか─
2.性差
3.高血圧─内服薬選択のコツ─
4.糖尿病─内服薬選択のコツ─
5.脂質異常症─内服薬選択のコツ─
III. 無症候性脳血管障害のイメージング
-症候化のメカニズムを解く-
1.総論─無症候性脳血管障害のイメージングの選定─
2.イメージングのリスク評価─造影剤と腎機能─
3.MRI─現状と未来─
4.MRI─大脳白質病変,認知症─
5.MRI─無症候性脳梗塞─
IV. 無症候性脳血管障害の内科治療と管理
1.脳ドック受診─高リスク患者への対応─
2.無症候性脳血管障害の内科治療─総論
3.無症候性脳血管障害が見つかったらどうするか?
─イメージングをどう活用し,病態を理解,管理するか?
4.無症候性脳血管障害を合併した患者の周術期管理
V. 各論-外科治療,血管内治療の適応決定-
1.頸動脈狭窄症
2.頭蓋内狭窄
3.未破裂脳動脈瘤
4.海綿状血管腫
5.脳動静脈奇形
6.硬膜動静脈瘻
7.もやもや病
8.脳血管解離
9.脳静脈洞血栓症
VI. 無症候性脳血管障害が与える影響
1.高次脳機能障害
2.Quality of life
3.医療経済効果─費用対効果を考えよう
索引