書名 |
目からウロコ! 外科医のための感染症のみかた,考えかた |
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筆頭著者 |
岩田健太郎・著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-498-05044-0 |
発行年 |
2015年4月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 214頁 |
分類 |
臨床医学系/外科一般 |
価格 |
定価3,740円(本体3,400円 税10%) |
外科医を対象として,感染症診療の大原則や各科でよく診る感染症のピットフォールについてわかりやすい語り口で解説し,また巻末に対談を収録した.
目 次
序 なぜ外科医のための感染症なのか
I 感染症診療大原則
1 術後感染症診断は意外に簡単 診断の大原則
2 術後感染症予防の大原則 術中抗菌薬とSSI予防
3 これだけは知っておこう 細菌検査,感受性試験の解釈法
4 抗菌薬使用の大原則 基礎編 その1:βラクタム薬
5 抗菌薬使用の大原則 基礎編 その2:その他の抗菌薬たち
6 抗菌薬使用の大原則 臨床編
7 創部感染(深部SSI含む)の診断と治療
8 カテ感染(CRBSI)の診断と治療
9 術後院内肺炎(HAP/VAP)の診断と治療
10 術後院内尿路感染の診断と治療
11 術後下痢症の診断と治療
コラム? 血液培養はなぜ2セットか(と感度,特異度についてのちょっとした考察)
12 予防接種も忘れずに
II 各論編
A 整形外科医のための感染症診療
1 化膿性関節炎・滑液包炎,腱滑膜炎
2 急性・慢性骨髄炎,椎間板炎,硬膜外膿瘍,糖尿病足感染
3 壊死性筋膜炎とガス壊疽
4 人工関節関節炎
コラム? 「エビデンスないんでしょ」「いや,エビデンスは常にある」
B 泌尿器科医のための感染症診療
1 前立腺炎とその周辺
2 フルニエ壊疽,黄色肉芽腫性腎盂腎炎,気腫性腎盂腎炎,気腫性膀胱炎
3 腎移植と感染症
4 男性性感染症
コラム? サーベイランスはなぜ必要か(とICN, ICDの話)
C 心臓血管外科医のための感染症診療
1 感染性心内膜炎
2 胸骨骨髄炎
3 血管の感染症
4 ICD, ペースメーカー感染
コラム? CRPはどこまで役に立つか
D 耳鼻科医のための感染症診療
1 耳鼻科術後の感染症診療
2 中耳炎,副鼻腔炎の抗菌薬使用
3 意外に難しい咳と鼻水
4 耳鼻科緊急事態
コラム? 感染症専門医について
E 歯科・口腔外科医のための感染症診療
1 予防的抗菌薬は誰に,何のために? 何を?
コラム? 経口3世代セフェムはなぜいけないのか
F 産婦人科医のための感染症診療
1 産婦人科,術後感染症大原則
2 妊婦と抗菌薬,そして感染症
コラム? よくわかんない,クラミジア・淋菌試験
G 肝胆膵外科医のための感染症診療
1 急性胆管炎と胆嚢炎
2 肝移植後の感染症
コラム? 終末期医療と感染症について
H 呼吸器外科医のための感染症診療
1 呼吸器外科関連のピットフォール
コラム? 画像品評会にしてはならない,結核審査協議会
I 脳神経外科医のための感染症診療
1 術後髄膜炎診断治療の大原則
2 脳膿瘍,脳占拠性病変の診断・治療の大原則
コラム? できる,できないの狭間で
J 皮膚科医のための感染症診療
1 皮膚軟部組織感染症診療の基本
コラム? 感染症屋は皮膚科医が頼り
K 救急医のための感染症診療
1 熱傷,外傷患者の感染症予防と治療
コラム? 日本型救急と北米型ER その感染症診療への影響
L 眼科医のための感染症診療
1 結膜炎,角膜炎診療の原則
2 予防的抗菌薬は役に立つか
コラム? できているという自信,できていないという自覚
―対談―?外科と感染症科のはざまで(窪田忠夫×岩田健太郎)
索引