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書名

病態を見極め行動できる 子ども急性期看護 ―評価・判断・対応

筆頭著者

伊藤龍子・編著(順天堂大学教授)

その他著者等

大沼仁子 齊藤修 原口昌宏 吉野尚一

出版社名

医歯薬出版

ISBNコード

ISBN978-4-263-23594-2

発行年

2015年1月

判型 / 頁数

B5判 / 146頁

分類

臨床看護/診療科・疾患/救急看護

価格

定価3,080円(本体2,800円 税10%)

内容

●生理学的予備力の乏しい子どもの危機的な病態を見極め,子どもと家族の双方に対して提供すべき看護について解説.
●まず, “救命の連鎖”に即して子どもの蘇生を解説.とくに「小児一次救命処置(PBLS)」「小児救急二次救命処置(PALS)」について詳述した.次に,急性期場面において,迅速に評価・判断・対応するためのポイントを「初期評価(第一印象での評価)」「一次評価(ABCDE)」「二次評価(SAMPLE)」「三次評価(診断的検査)」としてまとめた.
●よく見られる「心肺停止」「頭部外傷」「熱傷」「溺水」「誤飲・誤植」「呼吸苦」「低血糖」「熱性けいれん」「嘔吐・下痢」「紫斑」「感染症」「虐待」については,病態の特徴を解説し,それぞれ事例をあげて,そのアセスメントと看護のポイントを示した.
●さらに,小児急性期医療で遭遇する機会が多く,総合的で複合的な対応が求められる子どもの虐待や,いじめを原因とする自殺についても言及している.

目次

【子ども急性期看護】
 子ども急性期看護の定義と目的
 子ども急性期看護における生命倫理
【子どもの蘇生】
 心停止の予防
 心停止の早期認識と通報
 小児一次救命処置(PBLS)
 小児二次救命処置(PALS)
【子どもと家族の段階的なアセスメントと対応】
 初期評価と初期対応
 一次評価と一次対応
 二次評価と二次対応
 三次評価と三次対応
 再評価と対応
 モニタリング
 家族対応
【病態別のアセスメントと看護】
 心肺停止
 頭部外傷
 熱傷
 溺水
 誤飲・誤食
 呼吸苦
 低血糖
 熱性けいれん
 嘔吐・下痢
 紫斑
 感染症
 虐待
【危機的な心理状態にある家族への心理社会的支援】
 家族の危機的な心理状態
 家族への心理社会的支援
【日常生活における子どもの危険を回避するための看護】
 子どもの事故の予防
 子どもの危険回避としての感染対策
 子どもを養育する家族のための看護