書名 |
眼で見る小児のリハビリテーション (改訂第3版) |
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筆頭著者 |
栗原まな・著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-7878-2155-3 |
発行年 |
2015年1月 |
判型 / 頁数 |
AB判 / 208頁 |
分類 |
臨床医学系/小児科学 |
価格 |
定価5,940円(本体5,400円 税10%) |

障害児医療に携わる小児科医,リハビリテーションスタッフのための基礎的な障害や疾患の知識を網羅し,チームリハビリテーションの実際や症例を多数紹介したビジュアル書.後天性脳損傷をはじめとした後天性の障害に対するリハビリテーションについて加筆.著者が研究を続けてきた「小児後天性脳損傷のリハビリテーションプログラム」の成果も盛り込まれている.米国精神医学会のDSM改訂に伴い,DSM-5に準じて用語を統一,疾患の分類も変更した.

①小児リハビリテーションの実際
❶リハビリテーションとは
❷チームアプローチの有効性
❸小児のリハビリテーションの特徴
❹リハビリテーションの分野に特有な考え方
②小児の成長と発達
❶成長
❷発達
❸反射の発達
③発達検査・知能検査・言語検査
❶発達検査
❷知能検査
❸言語検査
❹S-M社会生活能力検査
④乳幼児健康診査
❶小児の発達
❷乳幼児健診の概要
❸乳幼児健診の評価項目
❹乳幼児経過検診の実際
❺症例提示
⑤リハビリテーションスタッフの役割
❶理学療法士の役割
❷作業療法士の役割
❸言語聴覚士の役割
❹臨床心理士の役割
❺医療ソーシャルワーカーの役割
❻リハビリテーション工学士の役割
❼教師の役割
❽看護士の役割
❾職能指導員の役割
❿体育指導員の役割
⑥疾患別リハビリテーションの実際
1.言語障害
❶言語障害の主な分類
❷リハビリテーションの概要
❸リハビリテーションにおける問題点とその対応
❹症例提示
2.摂食・嚥下障害
❶摂食・嚥下障害の診断
❷小児の摂食・嚥下障害に対するリハビリテーション
❸経口摂取が困難な場合
❹症例提示
3.脳性麻痺
❶原因と発生頻度
❷分類
❸診断
❹リハビリテーションの概要
❺リハビリテーションにおける問題点とその対応
❻症例提示
4.知的能力障害(知的発達症)
❶原因と発生頻度
❷診断
❸リハビリテーションの概要
❹リハビリテーションにおける問題点とその対応
❺症例提示
5.自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害
❶原因と発生頻度
❷診断
❸リハビリテーションの概要
❹リハビリテーションにおける問題点とその対応
❺強度行動障害
6.注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害
❶原因と発生頻度
❷診断
❸リハビリテーションの概要
❹リハビリテーションにおける問題点とその対応
❺症例提示
7.てんかん
❶原因
❷分類
❸診断
❹リハビリテーションの概要
❺包括的分類(八木・大沼)
❻リハビリテーションスタッフの関わり
❼リハビリテーションにおける問題点とその対応
❽症例提示
8.脳血管障害
❶原因と発生頻度
❷分類
❸当院で入院リハビリテーションを行った症例の概要
❹リハビリテーションの概要
❺リハビリテーションにおける問題点とその対応
❻症例提示
9.急性脳炎・脳症
❶原因
❷当院で入院リハビリテーションを行った症例の概要
❸リハビリテーションの概要
❹合併症としてのてんかん
❺リハビリテーションにおける問題点とその対応
❻症例提示
10.脳外傷
❶原因と発生頻度
❷分類
❸当院で入院リハビリテーションを行った症例の概要
❹リハビリテーションの概要
❺リハビリテーションにおける問題点とその対応
❻症例提示
11.脳腫瘍
❶分類と発生頻度
❷臨床症状
❸検査所見
❹リハビリテーションの概要
❺リハビリテーションにおける問題点とその対応
❻症例提示
12.水頭症
❶原因
❷分類
❸臨床症状
❹リハビリテーションの概要
❺リハビリテーションにおける問題点とその対応
❻症例提示
13.二分脊椎
14.脊髄損傷
15.ギランバレー症候群
16.筋疾患
17.神経皮膚症候群
18.変性疾患
19.高次脳機能障害
20.重症心身障害
⑦社会復帰(復学)への支援
⑧障害の受容
⑨地域リハビリテーション
⑩福祉機器