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書名

もう質疑応答も怖くない! 学会発表のためのサバイバル英語術

筆頭著者

マイク・ゲスト・著

その他著者等

訳者:南部 みゆき

出版社名

メジカルビュー社

ISBNコード

ISBN978-4-7583-0440-5

発行年

2014年11月

判型 / 頁数

A5判 / 152頁

分類

医学一般/辞典、事典、語学

価格

定価2,860円(本体2,600円 税10%)

内容

日本人の英語の悩み・弱点を知り尽くした外国人著者が贈る学会発表のための実戦テクニック。単なる口頭発表用フレーズ集に留まらず,学会発表における最大の難関とも言える質疑応答を乗り切るためのさまざまな戦略を中心に,困ったときの具体的な対策や心理面でのアドバイスを満載。質問が聴き取れなくても,答えに窮しても大丈夫!もう英語での学会発表も怖くない!

目次

Introduction はじめに―この本について。この本の特長は?

Chapter 1 英語コンプレックス:原因と解決法 The English Complex—Sources and Solutions
 1.誤解1:英語はネイティブ(特に英米人)だけのものではありません
 2.誤解2:「外国」=アメリカではありません,西洋ですらありません
 3.誤解3:ネイティブスピーカーへの精神的服従は不要!
 4.アジアの英語
  4.1.スライドの英語
  4.2.発音の問題について
  4.3.発音に関して提案
 5.静的英語 vs 動的英語
  5.1.原因1:論文を読むという考え方 vs 説得力のあるレトリック技法の採用
  5.2.原因2:エンターテインメント禁止の学界
  5.3.原因3:プレゼンテーションは義務,やらされるもの?
  5.4.原因4:出版物のデータベース的価値 vs プレゼンテーション
 6.間違うことへの過剰な恐れ

Chapter 2 弱点と対策 Problems and Remedies
 1.質問調査:英語プレゼンテーションに対する最大の不安要因
 2.学会で成功する実践的なアイデアと提言
  2.1.質疑応答の対処戦略
  2.2.プレゼンテーションの始まりと終わり
  2.3.プレゼンテーションのまとめと結論
 3.移行表現のうまい使い方
  3.1.詳細に述べる・強調する
  3.2.研究方法を詳細に述べる
  3.3.研究結果について詳しく述べる
  3.4.参照する
  3.5.次のセクションに移る

Chapter 3 その他の落とし穴と対策 Other Common Pitfalls and Possible Fixes
 1.イントネーションの効果
 2.視覚資料用のナレーションや説明
  2.1.ボディランゲージについてちょっと一言
 3.その他の学会用の英語
  3.1.意志疎通ができなくなったら(修復)
 4.座長の英語
  4.1.美辞麗句を並べ立てた紹介は逆効果
  4.2.シンポジウムやワークショップの導入部
  4.3.フォーマルな言葉遣いから急に乱暴な言い方へ
  4.4.名前に注意を払いましょう
 5.聴衆として質問してみよう
  5.1.質疑応答セッションでの質問
  5.2.ポスター発表の内容に関する質問
  5.3.セッション終了後や休憩時間での発表者に対する質問
 6.プレゼンテーションの後で:おしゃべりと人づきあい
  6.1.ポスターセッションや展示会場での効果的な会話の切り出し方
  6.2.会話の終わり方
  6.3.本当の自己紹介とは
 7.医療ディスコース・コミュニティの言語
  7.1.研究方法,仮説,描写等に関する表現
  7.2.結果,考察,まとめ,結論に関する表現
 8.面倒だけど重要な,文法事項のあれこれ
  8.1. 連結詞(is/was/has)+動詞
  8.2. 助動詞
  8.3. 類義語の使い分け
  8.4. of
  8.5. 形容詞
  8.6. 比較構文
  8.7. 前置詞

Chapter 4 プレゼンテーションのサンプル Sample Presentation
 1.プレゼンテーションのサンプル
 2.プレゼンテーションの分析—この発表者のどこが良かったでしょうか?

Chapter 5 プレゼンテーションの準備—最後の助言 Preparing for the Big English Presentation—Some Final-stage Tips
 1.深呼吸しましょう!
 2.質疑応答のシミュレーションをして,返答の仕方の練習をしましょう
 3.ネイティヴ・スピーカーを活用してチェックしてもらいながら準備しましょう
 4.プレゼンテーション直前の練習として
 5.プレゼンテーションでの動作も考えておきましょう