書籍検索結果 詳細表示

書名

症例で学ぶ 高次脳機能障害 ―病巣部位からのアプローチ

筆頭著者

鈴木匡子・編

その他著者等

鈴木匡子/丹治和世/大槻美佳/三村 將/繁野玖美/菊池大一/藤井俊勝/橋本律夫/下村辰雄/竹下千映子/遠藤佳子/今村 徹/朴 白順/月浦 崇/上田敬太/松田 実/寺田さとみ/武田克彦/平山和美/太田久晶/石合純夫/中川賀嗣/永井知代子/櫻井靖久/斎藤尚宏/早川裕子/高橋伸佳/佐藤睦子/飯塚 統/森 悦朗/西川 隆/前島伸一郎/大沢愛子/伊関千書/

出版社名

中外医学社

ISBNコード

ISBN978-4-498-22822-1

発行年

2014年10月

判型 / 頁数

B5判 / 274頁

分類

臨床医学系/脳神経・神経内科学

価格

定価7,920円(本体7,200円 税10%)

内容

高次脳機能障害の症例において実際の診察プロセスを再現し、診断に至る思考、適切な検査の選択、その結果を解釈し症状診断に至る流れを解説するケースファイル。

目次

目 次

Chapter 1 前頭葉
 [主病巣が外側]
  CASE 01 うまく話せない.〈丹治和世〉
  CASE 02 話せない.〈大槻美佳〉
  CASE 03 言葉が出にくい.右手足が動きにくい.字が書けない.〈大槻美佳〉
 [主病巣が内側底面]
  CASE 04 (家人より)やる気はあるのに行動が伴わない.性格が変わってしまった.〈三村 將,繁野玖美〉
  CASE 05 (家人より)新しいことが覚えられない.〈菊池大一,藤井俊勝〉
  CASE 06 左下肢が動かない.うまく話せない.〈橋本律夫〉
 [主病巣が外・内側]
  CASE 07 (家人より)行動がおかしい.家事をしない.〈下村辰雄,竹下千映子〉

Chapter 2 側頭葉
 [主病巣が外側]
  CASE 08 人の話す言葉がわからない.雑音に聞こえる.〈丹治和世〉
  CASE 09 言葉がうまく出てこない.〈遠藤佳子〉
  CASE 10 右側がよく見えない.自動車の自損事故を起こした.〈大槻美佳〉
 [主病巣が内側]
  CASE 11 もの忘れすると周囲から言われる.
      (家人より)もの忘れ.〈今村 徹〉
 [主病巣が前部]
  CASE 12 (家人より)会話がちぐはぐ.自宅のトイレの場所がわからない.〈朴 白順,月浦 崇,上田敬太,藤井俊勝〉
  CASE 13 2回目の手術後に記憶が悪くなった.言葉がパッと出てこない.〈遠藤佳子〉
  CASE 14 言葉が出てこない.言葉が理解できないことがある.〈松田 実〉

Chapter 3 頭頂葉
 [主病巣が外側]
  CASE 15 右手で物が取り出しにくい.〈寺田さとみ,武田克彦〉
  CASE 16 眼がおかしい.疲れると目の前のものを探せないことがある.〈鈴木匡子〉
  CASE 17 駐車場に車を入れるとき,ずれた.字が書けない.〈平山和美〉
  CASE 18 特に困っていることはない.
      (家人より)左側にあるものに気づかない.〈太田久晶,石合純夫〉
  CASE 19 声が出にくい.
      (家人より)左側の身体や空間に注意を向けられない.病識が乏しい.〈太田久晶〉
  CASE 20 右手に力が入らない.左手も動かしずらい.〈中川賀嗣〉
  CASE 21 もの忘れがひどい.料理が作れない.計算ができない.〈永井知代子〉
  CASE 22 漢字が思い出せなくなった.〈永井知代子〉
  CASE 23 言葉がうまく話せない.〈松田 実〉
  CASE 24 言葉が出ない.〈櫻井靖久〉
 [主病巣が外側・皮質下]
  CASE 25 板書が遅い.一度に書き写すことができない.〈斎藤尚宏〉
  CASE 26 計算ができない.右下肢のびりびり感.〈平山和美〉
  CASE 27 道具の持ち方がしっくりこない.〈早川裕子〉
 [主病巣が内側]
  CASE 28 方向感覚がなくなった.〈高橋伸佳〉

Chapter 4 後頭葉
 [主病巣が外側]
  CASE 29 仮名文字が読めない.〈櫻井靖久〉
 [主病巣が内側]
  CASE 30 道に迷う.人の顔がわからない.〈高橋伸佳〉
  CASE 31 物を見ても何かわからない.字が読めない.顔を見ても誰かわからない.色がなく白黒の世界に見える.〈平山和美〉
  CASE 32 焦点が合わない.右側が見えない.〈櫻井靖久〉
  CASE 33 眼は最近よくなった.寝たり起きたり,ものを食べるときの動作が大変だったが,この頃よほど上手になった.〈鈴木匡子〉
  CASE 34 右視野が見にくい.目の前が淡いピンク色に見える.顔の識別ができない.〈永井知代子〉

Chapter 5 大脳深部
 [視床]
  CASE 35 (家人より)傾眠.反応が鈍い.〈橋本律夫〉
 [視床・内包]
  CASE 36 (家人より)もの忘れする.元気がなくなった.〈丹治和世〉
 [基底核]
  CASE 37 (声が)こもっているような感じ.〈佐藤睦子〉
 [乳頭体・脳弓]
  CASE 38 (家人より)もの忘れ.〈飯塚 統,森 悦朗〉

Chapter 6 白質ほか


和文索引
欧文索引