小児の検査値や身体所見のみかた，評価法を平易かつコンパクトに紹介．実施頻度の高い検査項目に絞り小児の特性を表わす生理機能検査を加えた，現場で重宝する1冊．

目　次

Ⅰ 成長と発達
Ａ　発育と発達に関わる評価
①身長：発育値・成長曲線 ＜荒木　敦＞ 1
②体重：発育値・成長曲線 ＜荒木　敦＞ 4
③頭囲：発育値・成長曲線 ＜荒木　敦＞ 7
④BMI，Kaup指数，肥満度 ＜髙屋淳二＞ 10
⑤Tannerの性成熟度分類 ＜髙屋淳二＞ 14
⑥骨年齢 ＜髙屋淳二＞ 17
⑦デンバー式発達スクリーニングテスト ＜石﨑優子＞ 19
⑧在胎期間と出生体重 ＜大橋　敦＞ 22
⑨染色体検査（G banding） ＜藤井喜充＞ 25
⑩遺伝子検査：FISH法とその応用法 ＜藤井喜充＞ 28
Ｂ　バイタルサインの基準 ＜大橋　敦＞
①体温，脈拍数，呼吸数 30
②血圧 33
③意識レベル 35
④血液ガス分析 38
Ⅱ 生理機能検査，放射線検査
①脳波検査 ＜荒木　敦＞ 40
②心電図検査 ＜内山敬達＞ 43
③呼吸機能検査（スパイロメトリー） ＜吉村　健＞ 48
④胸部単純X線 ＜内山敬達＞ 51
Ⅲ 血球・凝固機能検査
Ａ　血球関連検査 ＜河崎裕英＞
①赤血球数と赤血球指数 53
②白血球数，白血球分画 59
③血小板数 62
④骨髄血 65
Ｂ　血液凝固・線溶系
①出血時間 ＜河崎裕英＞ 69
②活性化部分トロンボプラスチン時間（APTT），
　プロトロンビン時間（PT） ＜河崎裕英＞ 71
③フィブリノゲン，フィブリン分解産物（FDP），
　FDP-Dダイマー ＜河崎裕英＞ 74
④アンチトロンビン（AT） ＜河崎裕英＞ 77
⑤PIVKA-Ⅱ ＜峰　研治・野田幸弘＞ 79
⑥プロテインC，プロテインS ＜峰　研治・野田幸弘＞ 80
Ⅳ 血液生化学的検査
Ａ　酵素関連物質 ＜藤井喜充＞
①アミノトランスフェラーゼ（AST，ALT） 82
②乳酸脱水素酵素（LDH）とアイソザイム（LDHアイソザイム） 84
③アルカリホスファターゼ（ALP）と
　アイソザイム（ALPアイソザイム） 86
④クレアチンキナーゼ（CK）と
　アイソザイム（CKアイソザイム） 88
⑤アミラーゼとアイソザイム 90
⑥リパーゼ 92
Ｂ　分解代謝産物
①血中ビリルビン ＜峰　研治・大橋　敦＞ 93
②尿素窒素（BUN） ＜山内壮作・木全貴久＞ 95
③尿酸（UA） ＜山内壮作・木全貴久＞ 98
④アンモニア ＜藤井喜充＞ 101
Ｃ　蛋白関連物質
①総蛋白，アルブミン ＜高橋雅也・吉村　健＞ 103
②セルロプラスミン ＜高橋雅也・河崎裕英＞ 105
③ハプトグロビン ＜高橋雅也・河崎裕英＞ 107
④血中β2-マイクログロブリン（β2MG） ＜高橋雅也・河崎裕英＞ 109
⑤ミオグロビン，心筋トロポニンT ＜内山敬達＞ 111
⑥トランスサイレチン（TTR），
　レチノール結合蛋白（RBP） ＜田邉裕子・髙屋淳二＞ 113
⑦プロコラーゲンⅢペプチド（P-Ⅲ-P），
　Ⅳ型コラーゲン，ヒアルロン酸 ＜藤井喜充＞ 115
⑧KL-6，肺サーファクタントプロテインD（SP-D） ＜吉村　健＞ 118
Ｄ　電解質・微量元素
①ナトリウム（Na），カリウム（K），
　クロール（Cl） ＜木全貴久・金子一成＞ 120
②リン（P），マグネシウム（Mg） ＜木全貴久・金子一成＞ 124
③血清鉄，フェリチン，総鉄結合能（TIBC），
　不飽和鉄結合能（UIBC） ＜野田幸弘＞ 127
④亜鉛，銅，セレン，マンガン ＜中島純一・吉村　健＞ 130
Ｅ　代謝関連検査
①血糖，ヘモグロビンA1c ＜平林雅人・大橋　敦＞ 134
②乳酸，ピルビン酸 ＜中島純一・吉村　健＞ 136
③ケトン体，ケトン体分画 ＜中島純一・吉村　健＞ 139
Ｆ　脂質関連物質 ＜藤井喜充＞
①コレステロール（TC，HDL-C，LDL-C），中性脂肪（TG） 141
②総胆汁酸 145
Ⅴ 感染症・免疫関連検査
Ａ　急性反応蛋白 ＜木全貴久・金子一成＞
①C反応性蛋白（CRP），プロカルシトニン 147
Ｂ　免疫グロブリン・補体
①IgG，IgGサブクラス ＜谷内昇一郎＞ 150
②IgA，分泌型IgA ＜谷内昇一郎＞153
③血清補体価（CH50），C3，C4 ＜藤原　亨＞ 155


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