運動療法は，対象となる疾患によりさまざまな方法があるが，このテキストは，その目的，原理，基本的な技術と疾患別の概略を理解するための基盤となる1冊である．

1運動療法の基礎・リスク管理
2コンディショニング（全身調整）のための手段
3関節可動域制限に対する運動療法
4筋機能障害に対する運動療法
5協調運動障害（運動失調とバランス機能障害）に対する運動療法
6基本動作能力・歩行能力再獲得のための運動療法
7全身持久力改善のための運動療法
8感覚障害に対する運動療法
9がん患者の運動療法（1）――がん総論および周術期
10がん患者の運動療法（2）――放射線療法と化学療法，緩和ケアの時期
11腎機能障害者の運動療法
12熱傷患者の運動療法
13産科領域における腰痛と尿失禁に対する運動療法
14高齢者の運動療法
15健康増進のための運動療法