書名 |
小児科研修ノート (改訂第2版) |
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筆頭著者 |
五十嵐 隆・他編 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-7878-2038-9 |
発行年 |
2014年8月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 560頁 |
分類 |
臨床医学系/小児科学 |
価格 |
定価7,480円(本体6,800円 税10%) |
小児科後期研修以降の臨床の場で必要とされる知識を,先達の経験談を織り交ぜながら,要点を絞って解説.予防接種・乳幼児健診,などをより充実させた全面改訂版.
第1章 小児科研修医へのアドバイス
A これから小児科医になる人に
B 小児科研修の概要
C 勉強のしかた
D 人間関係
E 小児科医と社会(地域)との結びつき
F 在宅医療
第2章 医療文書の書きかた
1.診断書
2.紹介状
3.紹介医師へのお返事
4.英文診断書,紹介状,返事,予防接種証明書
5.小児慢性特定疾患
6.死亡診断書
7.学校生活管理指導表
8.母子健康手帳
第3章 研修で学ぶべき知識
A 基礎知識
1.家族への説明と病名告知にあたっての注意
2.ターミナルケアと臨終にあたっての注意
3.蘇生や治療の中止の決断
4.脳死判定
5.インフォームドコンセント・インフォムードアセント
6.当直の業務
B 感染症対策
1.感染症サーベイランス
2.感染症類型と医療体制
3.感染症と登園・登校許可基準
4.院内感染予防対策
5.母子感染予防対策
C 医療安全
1.世界標準の医療安全 2.医療事故はなぜ起きるのか 3.病院の医療安全管理室の役目 4.医療安全対策に対する医師の心構え 5.インシデント,アクシデント報告
6.医療事故と医療過誤―小児科の事故を中心として
D 予防医学
1.日本小児科学会推奨の予防接種スケジュール・キャッチアップスケジュール
2.予防接種―乳児対象
3.予防接種―1歳児対象
4.予防接種―2歳以降対象
5.予防接種―実施
6.予防接種―副反応
7.予防接種―海外渡航時
8.傷害予防(Injury Prevention)
9.傷害速報(Injury Alert)
10.チャイルド・デス・レビュー=子どもの死亡登録と検証
E 健康医学
乳幼児健診
1.①2週間健診と1か月健診
2.②3,4か月児健診
3.③6,7か月児健診
4.④9,10か月児健診
5.⑤1歳児健診
6.⑥1歳6か月児健診
7.⑦3歳児健診
8.⑧5歳児健診 9.歯科健診 10.新生児マススクリーニング 11.園医の役割 12.学校医の役割
13.学校検診―心臓 14.学校検診―腎臓 15.こころのケア
16.タバコ(ニコチン依存症)
17.ドラッグ
18.メディア
第4章 症候・手技・小児初期救急対策・新生児への初期対応
A 症 候
1.発 熱
2.咳と鼻水
3.喘 鳴
4.発 疹
5.けいれん
6.失 神
7.嘔 吐
8.下痢・便秘
9.腹 痛
10.頭 痛
11.身長が伸びない / 体重が増えない
12.夜 尿
13.学校に行けない
B 手 技
1.注射(静脈,筋肉,皮下,皮内)
2.採血(毛細管,静脈血,動脈血)
3.導尿・採尿法
4.腰椎穿刺と髄液検査
5.骨髄穿刺・骨髄生検
6.胸腔穿刺と胸水検査
7.胃チューブ(胃洗浄)・十二指腸チューブ
8.中心静脈穿刺
9.末梢静脈穿刺(留置針)
10.気管挿管
C 小児初期救急対策
1.けいれん重積
2.意識障害
3.腹痛・嘔吐・下血
4..呼吸がつらそう(呼吸困難)
5.胸 痛
6.腸重積
7.脱 水
8.吸引(気道異物)
9.誤 飲
10.ショック
11.喘息発作
12.鼻出血
13.打撲(虐待含む)
14.出血傾向・凝固障害
D 新生児への初期対応
1.チアノーゼ・低酸素血症
2.新生児仮死
3.黄 疸
4.呼吸窮迫
5.なんとなく元気がない
6.無呼吸発作
7.心雑音
8.発 熱
9.嘔吐・吐血・下血
10.腹部膨満
索 引
◆Column