書名 |
不安とうつの統一プロトコル バーロウ教授によるクリニカルデモンストレーション |
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原著者 |
デイビッドH.バーロウ |
筆頭著者 |
堀越 勝・訳 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-7878-2060-0 |
発行年 |
2014年7月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 160頁 |
分類 |
臨床医学系/精神神経科学/心身医学・臨床心理学 |
価格 |
定価7,150円(本体6,500円 税10%) |
好評を博したボストン大学バーロウ教授による認知行動療法研修(2013年,東京)を載録.研修でも一部上映したセッション事例DVDを付け,本文第6章で詳説した.
推薦の言葉
バーロウ教授の言葉
執筆者一覧
第I部 統一プロトコルの基礎
第1章 本書の使い方
1.本書の構成
はじめに
本書の構成
2.『セラピストガイド』・『ワークブック』との関連
『セラピストガイド』
『ワークブック』
本書:クリニカルデモンストレーション
その他の素材
第2章 統一プロトコルの概要
1.統一プロトコルの特徴
2.統一プロトコルの内容
バーロウ教授の生い立ちと研究歴
第II部 バーロウ教授によるワークショップ
〈あいさつ〉
第3章 理論的背景と事例概念化
1.診断横断アプローチに至る背景
DSM-IV不安・気分障害
DSM-IV・DSM-5
高次のディメンション(気質)
現状:岐路
2.統一プロトコルにおける事例概念化
事例―53歳 白人男性 教師
第4章 モジュールの臨床適用
1.統一プロトコル:モジュールアプローチ
想定される治療メカニズム
統一プロトコルで標的とする諸側面
全般的なセッション構造
事例:メアリー
2.各モジュールの臨床適用
モジュール1:治療参加のための動機づけ高揚
モジュール2:感情と治療原理の心理教育
モジュール3:感情への気づき訓練
モジュール4:認知評価と再評価
モジュール5:感情駆動行動(EDBs)と感情回避
モジュール6:内部感覚曝露
モジュール7:感情曝露
第III部 クリニカルデモンストレーション―感情曝露の実施法―
第5章 感情曝露の実施法
1.感情曝露の全体像
はじめに
感情曝露の全体像
2.感情曝露の手順
Step1 曝露に取り組む合意:心理教育と動機づけ
Step2 機能アセスメント:曝露のための情報収集
Step3 感情・状況回避の階層表の作成
Step4 曝露課題の設定
Step5 セッション内での曝露の導入
Step6 セッション内での曝露の実施
Step7 曝露後の処理
Step8 曝露を実生活に移す:宿題への橋渡し
Step9 宿題の見直し(次のセッション時)
第6章 DVD・クリニカルデモンストレーションについて
1.DVDの構成
2.クリニカルデモンストレーション――統一プロトコルの治療プロセス――
Chapter2 土台を整える:パニック障害
Chapter3 手紙:強迫性障害
Chapter4 パズル:全般性不安障害と強迫性障害の併存
Chapter5 シュノーケル:外傷後ストレス障害
Chapter6 スピーチ:社交恐怖
参考文献
あとがき