「Pedrettiの作業療法」として、多くの作業療法士に読み継がれてきた名著の改訂第6版。臨床実践において必要な理論と方法が、症例やキーワードを用いてまとめられている。

第1部　概観：身体障害に対する作業療法の基礎
　第1章　作業療法実践の枠組みと身体障害者への作業療法実践（清水　一・訳）
　第2章　身体障害への介入に見る歴史と実践の流れ（清水　一・訳）

第2部　作業療法の過程と実践
　第3章　作業療法実践の枠組みの身体障害への適用（安倍あき子・訳）
　　第1節　作業療法の過程
　　第2節　身体障害に対する臨床現場
　第4章　作業療法におけるエビデンスに基づく実践（宮前珠子・訳）
　第5章　身体障害者の健康増進とウェルネス（萩田邦彦・訳）
　第6章　障害の個人的社会的背景状況：作業療法への示唆（近藤知子・訳）
　第7章　作業療法における活動の教育（中村径雄・訳）
　第8章　作業療法サービスの文書記録（澤田辰徳・訳）
　第9章　クリニックにおける感染制御と安全管理（山口　昇・訳）

第3部　作業遂行と遂行領域：評価と介入
　第10章　日常生活活動（山口　昇・訳）
　第11章　移動
　　第1節　実用歩行（上島　健・訳）
　　第2節　車いすの評価と移乗動作（古山千佳子・訳）
　　第3節　移送および生活圏内移動，運転能力評価（山口　昇・訳）
　第12章　性的関心と身体的機能不全（近藤知子・訳）
　第13章　仕事の評価とプログラム（吉川ひろみ・訳）
　第14章　仕事，余暇活動，日常生活活動への参加を促進するアメリカ障害者法と関連法（吉川ひろみ・訳）
　第15章　余暇作業（山根伸吾・訳）
　第16章　アシスティブテクノロジー（上村智子・訳）

第4部　遂行技能とクライエント要因：評価と介入
　第17章　遂行技能とクライエント要因の概観（齋藤さわ子・訳）
　第18章　運動コントロールの評価（清水　一・訳）
　第19章　作業を基盤とした機能的運動評価（井上順一・訳）
　第20章　関節可動域の評価（山口　昇・訳）
　第21章　筋力の評価（山口　昇・訳）
　第22章　感覚評価と感覚障害に対する治療（澤田雄二・訳）
　第23章　脳損傷後の視覚障害の評価と治療（福田恵美子・訳）
　第24章　知覚障害の評価と治療（澤田雄二・訳）
　第25章　認知障害の評価と治療（澤田雄二・訳）
　第26章　摂食と嚥下（山口　昇・訳）
　第27章　疼痛の評価と管理（三木恵美・訳）

第5部　作業療法の過程
　第28章　治療的作業と治療様式（山口　昇・訳）
　第29章　装具（上村智子・訳）
　　第1節　手のスプリンティング：原理，実践，臨床家の決定
　　第2節　上肢懸架装置とモービルアームサポート
　第30章　伝統的な感覚運動アプローチによる介入
　　概観（清水　一・訳）
　　第1節　ルードアプローチ：再構成（菊池恵美子・訳）
　　第2節　神経筋促通手技（菊池恵美子・訳）
　第31章　成人片麻痺に対する神経発達学的治療（亀ヶ谷忠彦・訳）
　第32章　運動学習（宮前珠子・訳）

第6部　障害別治療への応用
　第33章　脳血管障害／脳卒中（山口　昇・訳）
　第34章　外傷性脳損傷（山口　昇・訳）
　第35章　中枢神経系の変性疾患（李　範爽・訳）
　　第1節　筋萎縮性側索硬化症
　　第2節　アルツハイマー病
　　第3節　ハンチントン病
　　第4節　多発性硬化症
　　第5節　パーキンソン病
　第36章　脊髄損傷（小川恵子，安倍あき子・訳）
　第37章　運動単位障害（大山峰生・訳）
　第38章　関節炎（山口　昇・訳）
　第39章　手と上肢の外傷（大山峰生・訳）
　第40章　股関節骨折と下肢の関節置換（菊池恵美子・訳）
　第41章　腰痛症（李　範爽・訳）
　第42章　熱傷とリハビリテーション（大山峰生・訳）
　第43章　切断と義肢
　　第1節　上下肢切断の一般的考慮点（大渕恵理・訳）
　　第2節　上肢切断（小川恵子，鈴木達也，片山妙恵・訳）
　　第3節　下肢切断（大渕恵理・訳）
　第44章　心疾患および肺疾患（菊池恵美子・訳）
　第45章　腫瘍（三木恵美・訳）
　第46章　高齢者の特別なニーズ（浅海奈津美・訳）
　第47章　HIV感染とAIDS（小田原悦子・訳）