書名 |
高次脳機能障害者の自動車運転再開とリハビリテーション 1 |
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筆頭著者 |
蜂須賀研二・編著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-7653-1606-4 |
発行年 |
2014年5月 |
判型 / 頁数 |
A4判 / 100頁 |
分類 |
リハビリテーション/高次脳機能障害 |
価格 |
定価3,080円(本体2,800円 税10%) |
高次脳機能障害者の自動車運転再開の指針となる1冊!
外傷性脳損傷者の社会参加や職場復帰は,リハビリテーション医療分野で最近注目されるようになってきており,中でも特に自動車運転はニーズの高いリハビリ課題である.
編著者の蜂須賀研二氏を代表とする「自動車運転再開とリハビリテーションに関する研究班」が研究事業(2013~2015年)の成果を年度版で出版する3冊のうちの1冊である.本書第1巻では,自動運転免許制度,健常者の自動車運転と事故発生,高次脳機能障害者(てんかん患者や認知症患者)の自動車運転と社会参加の状況を報告,さらに高次脳機能障害者の自動車運転再開に関してリハビリテーション病院の具体的な取り組みや海外論文と簡易自動車運転シミュレーター等を紹介している.脳機能障害者の自動車運転再開の対応に難渋する医療・リハビリ・福祉スタッフや諸問題に関係する人々(患者・家族など)には自動車運転再開の指針となる必携の書である.一読をお勧めする.
● 出版にあたって(蜂須賀研二)
● 序1 「自動車運転再開とリハビリテーションに関する研究班」発足に寄せて(中島八十一)
● 序2 自動車運転再開にあたっての課題と展望 (佐伯 覚)
Ⅰ.自動車運転と社会参加
1.わが国の自動車運転免許制度(塚本高弘)
2.健常者の自動車運転と事故発生(松永勝也)
3.高次脳機能障害者の自動車運転と社会参加(蜂須賀研二)
4.てんかん患者の自動車運転と社会参加(辻 貞俊)
5.認知症患者の自動車運転と社会参加(上村直人)
Ⅱ . リハビリテーション病院の取り組み
1.脳損傷者の運転適性―福井総合病院における取り組み(前田容子・小林康孝)
2.千葉県千葉リハビリテーションセンターの取り組み(小倉由紀)
3.井野辺病院の取り組み(加藤貴志・末綱隆史・椎野恵美)
Ⅲ . 研究および開発
1.高次脳機能障害者の自動車運転再開に関する研究報告:文献レビュー(加藤徳明)
2.運転と認知機能研究会(藤田佳男・三村 將)
3.障害者自動車運転研究会(武原 格)
4.自動車運転再開可否診断用検査システム(合志和晃)