書籍検索結果 詳細表示

書名

認知症医療 ≪スーパー総合医≫

筆頭著者

木之下 徹・編(こだまクリニック 院長)

出版社名

中山書店

ISBNコード

ISBN978-4-521-73901-4

発行年

2014年7月

判型 / 頁数

B5判 / 330頁

分類

臨床医学系/総合診療

価格

定価10,450円(本体9,500円 税10%)

内容

認知症を「治す」という視点ではなく「ともに生きる」という視点で構成.わが国の現在の認知症医療の到達点を知り,日々の診療に活かすための必携書

目次

<1 章 認知症にどう医療が関わるか>
認知症の人の体験からみる症候学
認知症の人と向き合う―「患者」から「人」へ
認知症医療の基本―認知症の人の心を支えるには
認知症を関係性の障害という視点からどう語れるか
レビー小体型認知症の実臨床
レビー小体型認知症と自律神経障害
レビー小体型認知症の膀胱障害
認知症と汗
認知症と錐体外路症状
認知症と血圧変動
認知症と糖尿病
認知症とがん
認知症とせん妄
認知症原因疾患の臨床診断を現場で行う―予測を立てるための症候学
特発性正常圧水頭症に現場で気づく
認知症で脳のMRI をみて注意すること
【Special Lecture】認知症の画像評価とVSRAD R
認知症の人への安全な投薬選択
抗認知症薬の意味と意義
わが国の認知症の人たちのケアの変遷―向精神薬等の行動制限にかかわる話

<2 章 認 知症と暮らす―医師・医療スタッフが知るべきこと,アドバイスできること>
施設での「面白いケア」とはどのようなケアか
認知症の人へ―暮らしの中でできること
後見制度の活用
認知症の人が,遺言等の法律行為を有効にできるか?―遺言に必要な「事理弁識能力」
老後の財産管理
経済被害と機会損失
認知症の人が活用できる制度
認知症の人が活用できるインフォーマルサービス
若年性認知症の生活支援の特徴
身体づくりと転倒予防を楽しく
認知症のスピリチュアル回想法をやってみる
認知症のケアを科学する
認知症の当事者から見た歴史
認知機能を測ることの意味と実際
認知症を考える あなたも認知症になる
認知症と生きる人にとって“いいお医者さん”とは
医療現場への認知症の人の家族の言葉
在宅診療で看護師ができること
医師が地域でできること―新たな認知症医療体制の視点から
外来診療における医師に必要な「まなざし」

付録 認知症をもっと知るために
認知症関連Web サイト
認知症がよくわかる本