医薬品の適正使用のために薬剤師に求められるフィジカルアセスメントの知識を，患者状態の把握，検査値の評価，バイタルサインからわかる薬効評価，病態別のフィジカル・栄養アセスメントと一つひとつ流れに沿って薬学的視点でコンパクトに解説．症例やシチュエーション別の具体例を示した，「知識」を「実践」に移すための最良の導入書．実務実習，現場でも携帯しやすいポケット版．

【主要目次】
第1章　フィジカルアセスメントと薬剤師
第2章　フィジカル・栄養アセスメントのコツ
　A．患者との会話からわかること
　B．患者の様子からわかること
　C．患者に触れてみてわかること
　D．患者の音からわかること
第3章　栄養アセスメントの実践
　A．治療計画の実施
　B．モニタリングと再評価
第4章　バイタルサインと薬剤
　A．脈拍
　B．体温
　C．呼吸
　D．血圧
　E．意識
第5章　症状と検査値
　A．血液検査からわかること
　B．生化学検査からわかること
　C．尿検査からわかること
　D．循環機能検査からわかること
　E．呼吸機能検査からわかること
　F．消化機能検査からわかること
　G．簡易検査からわかること
第6章　症状から疑われる疾患や病態
　A．頭痛
　B．胸痛
　C．腹痛
　D．咳・痰
　E．呼吸困難
　F．発熱
　G．動悸
　H．めまい
　I．下痢
　J．便秘
　K．全身倦怠感
　L．不眠
第7章　病態別のフィジカルアセスメント
　A．循環器疾患のフィジカルアセスメント
　B．呼吸器疾患のフィジカルアセスメント
　C．消化器疾患のフィジカルアセスメント
　D．肝臓・胆道・膵臓疾患のフィジカルアセスメント
　E．泌尿器疾患のフィジカルアセスメント
第8章　症例検討
　A．循環器疾患
　B．呼吸器疾患
　C．消化器疾患
　D．肝疾患
　E．腎・泌尿器疾患
　F．小児の症例検討
第9章　シチュエーション別フィジカルアセスメント
　A．薬局でのシチュエーション
　B．病院でのシチュエーション
　C．在宅でのシチュエーション
索引