書名 |
カウンセラーは何を見ているか ≪シリーズ ケアをひらく≫ |
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筆頭著者 |
信田さよ子・著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-02012-1 |
発行年 |
2014年5月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 272頁 |
分類 |
看護その他 |
価格 |
定価2,200円(本体2,000円 税10%) |
「聞く力」はもちろん大切。しかしプロなら、あたかも素人のように好奇心を全開にして、相手を「見る」ことが必要だ。では著者は何をどう見ているのか? そして「生け簀で自由に泳がせて生け簀ごと望ましい方向に移動させる」とはどういうことか? 若き日の精神科病院体験を経て、開業カウンセラーの第一人者になった著者が、身体でつかみ取った「見て」「聞いて」「引き受けて」「踏み込む」ノウハウを一挙公開!
はじめに 「聞く」と「見る」
第1部 すべて開陳! 私は何を見ているか
1 私は怖くてたまらない
1 武者震いの日
2 告白
2 私はいつも仰ぎ見る
1 一瞬の「上下」勝負
2 揚力との戦い
3 私は感情に興味がない
1 パスワードは住所
2 高台にのぼる仕事
4 私はここまで踏み込む
1 自己選択という契機をどうはさみ込むか
2 「引き受ける」という覚悟
3 言ったとおりにしてください
5 お金をください
1 エクス・メド
2 露悪のプライド
6 私は疲れない
1 秘密の蜂の小部屋
2 基準がなければ燃え尽きない
第2部 カウンセラーは見た!
密やかな愉しみ
息切れは気持ちいい
無音劇場
縦ロールとカルガモ
最後の晩餐
認知症とロシア人
「信」はどこからやってくるか
母娘探偵は耳を澄ます
ノジマさんの生命力
恐怖の屈辱
共感なんてしたくない
夜のしじまの果たし合い
日曜昼前、余韻と予感
出会いと別れ
おわりに 私はなぜ見せるのか