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書名

生活を支援する 精神障害作業療法 ―急性期から地域実践まで (第2版)

筆頭著者

香山明美・他編著(宮城県立精神医療センター)

その他著者等

小林正義 鶴見隆彦 山根寛 河埜康二郎 兼田康宏 島田岳 臺弘 吉田久美 後藤大介 藤本聡 矢部博興 丹羽真一 香田真希子 宮崎宏興 遠藤真史 二宮彰浩 苅山和生 北脇菊恵

出版社名

医歯薬出版

ISBNコード

ISBN978-4-263-21933-1

発行年

2014年3月

判型 / 頁数

B5判 / 336頁

分類

リハビリテーション/作業療法

価格

定価4,290円(本体3,900円 税10%)

内容

●2004年,精神保健医療福祉の改革ビジョンにおいて「入院医療中心から地域生活中心へ」という基本方針が掲げられた.本書はこのような時代の要請に応じ,精神保健領域の作業療法を網羅するテキストとして,さらには臨床家のための実践書として編集され,初版から7年間で高い好評をえ,刷を重ねてきている.
●2013年,地域福祉を促進する「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法)」が施行されることにあわせ,今回大幅な見直しを行い,さらなるバージョンアップをはかった.

目次

【精神保健医療福祉の動向と作業療法士の役割】
 精神保健医療福祉の動向
 早期退院・退院支援と地域生活支援
 作業療法士の役割と課題
【作業療法実践の基本的視点】
 その人らしい生活を支援する視点
 個別性と主体性
 疾病とその回復過程
 認知行動の変容に向けた支援
 地域生活支援の視点
【急性期作業療法の考え方と実際】
 早期介入の考え方
 急性期の状態像の理解
 急性期の作業療法
 回復状態の評価指標
 急性期の心理教育
 急性期における家族支援
 急性期の連携のポイント
【退院支援の考え方と実際】
 回復期・維持期の状態像
 退院支援の基本的な考え方とアプローチの留意点
 退院促進と退院支援の実際
 退院支援における家族支援
 心神喪失者等医療観察法とその治療と退院に向けた支援
【地域生活支援のあり方と実際】
 地域生活支援における再発予防のためのかかわり方
 地域におけるケアマネジメントの展開
 地域生活支援における連携のポイント
 外来作業療法における支援の実際
 デイケアにおける支援の実際
 訪問による支援の実際
 就労支援の実際
 福祉サービスと利用の実際―障害者総合支援制度―
 地域での家族支援
 当事者活動の支援
 心神喪失者等医療観察制度における地域処遇と触法障害者への支援
【作業療法士が遭遇することの多い疾患の知識と対応の基本】
 気分障害
 認知症
 パーソナリティ障害
 広汎性発達障害
 神経症性障害
 摂食障害
 物質依存性障害