書名 |
All About 原発閉塞隅角緑内障 ≪眼科臨床エキスパート≫ |
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筆頭著者 |
吉村長久・他シリーズ編集 |
その他著者等 |
後藤 浩 シリーズ編集/谷原 秀信 シリーズ編集/天野 史郎 シリーズ編集/澤口 昭一 編集/谷原 秀信 編集 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-01959-0 |
発行年 |
2014年4月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 320頁 |
分類 |
臨床医学系/眼科学 |
価格 |
定価16,500円(本体15,000円 税10%) |
眼科診療のエキスパートを目指すための好評シリーズの1冊。失明に至るリスクの高い病型である原発閉塞隅角緑内障について、疫学・病態研究の最新知識から実地診療の最前線までを網羅した。近年の病態理解の進歩や、新世代の画像診断、緑内障眼への白内障手術の適応・手技など、最新トピックスも多く掲載。第一線で活躍する執筆陣が、エキスパートならではの経験、洞察、哲学を存分に披露した、待望の最新スタンダードテキスト。
第1章 総説
原発閉塞隅角緑内障の診療概論と疫学
A 原発閉塞隅角緑内障の診療概論
B 原発閉塞隅角緑内障の疫学
第2章 疫学と基礎
I 原発閉塞隅角緑内障の分類と考え方
A 緑内障診療ガイドラインの分類
B 原発閉塞隅角症と原発閉塞隅角緑内障
II 原発閉塞隅角の病態
A 瞳孔ブロック
B プラトー虹彩
C 水晶体の関与
D 毛様体・脈絡膜の関与
Topics
UBMと前眼部OCT画像で知る原発閉塞隅角の機序
脈絡膜と隅角閉塞-次世代OCTによる観察
E 混合型緑内障と残余緑内障
Topics
原発閉塞隅角緑内障の分子遺伝学
III 原発閉塞隅角緑内障の基礎研究
第3章 原発閉塞隅角緑内障の診断
I 眼圧測定の注意点
II 急性原発閉塞隅角緑内障の症状と所見
Topics
UBMで観察する毛様体の影響
III 正しいvan Herick法とその臨床応用,注意点
IV 隅角鏡検査の基本と応用,その変法
Topics
Scheimpflugカメラ
前眼部光干渉断層計
走査式周辺前房深度計
前眼部写真撮影
V 負荷試験の有用性と限界
VI 視野検査における特徴
第4章 原発閉塞隅角緑内障に対する治療
I 原発閉塞隅角緑内障の治療概論
II 薬物療法-急性期と急性期脱出後の治療指針
III レーザー療法
A レーザー虹彩切開術の適応と手技,成績
B レーザー隅角形成術
IV 隅角癒着解離術
A 手術テクニックと手術用隅角鏡,粘弾性物質
B 手術適応と成績,予後要因
V 流出路再建手術-トラベクロトミーと類縁手術
VI トラベクレクトミー
A 手術テクニックのコツと落とし穴
B 手術適応と成績,予後要因
Topics
原発閉塞隅角緑内障に対するチューブシャント手術
第5章 緑内障眼における白内障手術
I 原発閉塞隅角症・原発閉塞隅角緑内障に対する白内障手術
Topics
水疱性角膜症-レーザー虹彩切開術と水晶体摘出の功罪
II 浅前房眼の白内障手術における注意点
A 毛様小帯の脆弱性,高硝子体圧,眼窩
B 毛様小帯断裂と硝子体脱出のトラブルシューティング
Topics
毛様小帯脆弱の術前評価
III 白内障手術の緑内障手術との併用
IV 眼内レンズ縫着-テクニックと予後
和文索引
欧文・数字索引