書名 |
「がんのリハビリテーションガイドライン」準拠・「がんのリハビリテーション研修会」準拠 骨転移の診療とリハビリテーション |
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筆頭著者 |
大森まいこ・他編(慶應義塾大学) |
その他著者等 |
辻哲也 髙木辰哉 藤本肇 笹井啓資 片桐浩久 高橋俊二 吉松美佐子 大坂巌 藤原智洋 榊原浩子 川井章 高倉保幸 國澤洋介 北原エリ子 三浦季余美 阿部薫 鈴木雄介 宮越浩一 田沼明 杉原進介 栗原美穂 岡山太郎 井上順一郎 井口暁洋 祝広香 田尻寿子 阿瀬寛幸 島﨑寛将 櫻井卓郎 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-263-21934-8 |
発行年 |
2014年3月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 280頁 |
分類 |
リハビリテーション/内部障害 |
価格 |
定価5,390円(本体4,900円 税10%) |
●がんの骨転移によって痛みや病的骨折,運動麻痺を生じると歩行や日常生活に支障をきたし,QOLは急激に低下する.一方で慎重になりすぎ過度な安静状態や寝たきりになると,身体機能やQOLが低下してしまう.骨折のリスクなどに十分注意しつつ,リハビリテーションを実施し,身体機能を維持・向上させ日常生活を過ごしてもらうことが求められている.
●早期診断・治療,症状緩和,リハビリテーションを含めた包括的なチームアプローチは,骨転移患者のQOL向上や生命予後改善のためには必須である.
●本書は多職種の視点から,診断や治療,リハビリテーションやチームアプローチの実際について具体的に示し,今後基準となる指針作成のきっかけになるようまとめられた意欲的な一冊である.
【骨転移の基本】
骨転移のメカニズム
骨転移と疼痛
転移性骨腫瘍の診断戦略
画像の見方
原発がんによる骨転移巣の画像所見の特徴
転移性骨腫瘍の治療戦略
放射線治療
転移性骨腫瘍の手術
がんの骨転移に対する薬物治療
骨セメント
疼痛への対応(薬物療法)
疼痛への対応(物理・運動療法)
骨転移と骨関連事象(SRE)
がん種別の特徴
【骨転移のリハビリテーション】
骨転移リハビリテーションの概要
リハビリテーション目標設定,リスク管理の実際
脊椎転移のリハビリテーション
長管骨・骨盤転移の評価とリハビリテーション
転移性骨腫瘍に対する手術後リハビリテーション
骨転移患者の理学的評価と対応
痛みや骨折のリスクを減らす動作法,介助法の検討について
骨転移患者のADL(作業療法士の視点から)
評価スケール―身体機能スケールとQOLスケール―
骨転移患者に対するリハビリテーション時のインフォームドコンセントと同意書―法律上必要とされることについて―
がんのリハビリテーションガイドライン
【実践編】
骨関連事象カンファレンス(SREC)について
がん専門病院におけるチーム医療の取り組み
チーム医療における看護師の役割