書名 |
カラーイラスト図解 手軽にとれる小児神経所見 |
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筆頭著者 |
小坂 仁・編 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-8306-3036-1 |
発行年 |
2014年4月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 96頁 |
分類 |
臨床医学系/小児科学 |
価格 |
定価4,400円(本体4,000円 税10%) |
小児の神経所見のとりかたについて,研修医・若手医師が最初に身につけるべき内容に絞った実践テキスト.カラーイラストをふんだんに盛り込んだ.
1 問診〜病態と病変部位の推定〜
I 問診の目的
II 妊娠歴,分娩歴,家族歴,発達歴,成長歴などの既往歴
III 現病歴
IV 部位予測を行う
2 神経学的診察:①乳児
I 保護者の膝の上での診察
II 診察台での診察─①背臥位
III 診察台での診察─②座位
IV 診察台での診察─③腹臥位
V 再び保護者の膝の上での診察
3 神経学的診察:②幼児(1〜5歳)
4 神経学的診察:③学童(6歳以上)
診察手順(第2〜4章)のまとめ
5 反射の考えかたと観察
I 深部腱反射と原始反射
II 病的反射
III 原始反射
IV 姿勢反射
6 脳神経系の診察
I 視神経(第Ⅱ脳神経)の診かた
II 動眼・滑車・外転神経(第Ⅲ・Ⅳ・Ⅵ脳神経)の診かた
(眼球運動,上眼瞼挙上に関わる神経群)
III 三叉神経(第Ⅴ脳神経)の診かた
IV 顔面神経(第Ⅶ脳神経)の診かた
V 聴神経(第Ⅷ脳神経)の診かた
VI 舌咽・迷走神経(第Ⅸ・Ⅹ脳神経)の診かた
VII 副神経(第Ⅺ脳神経)の診かた
VIII 舌下神経(第Ⅻ脳神経)の診かた
7 筋トーヌスの診かた
Ⅰ 筋肉の量の評価
II 筋 力
III 筋トーヌスの診かた
8 歩行の観察〜小児の歩行異常〜
Ⅰ 痙性歩行:痙性片麻痺
II 小脳性失調歩行
III 基底核障害
IV 弛緩性麻痺:末梢神経性麻痺
Ⅴ 弛緩性麻痺:筋障害
9 脳性麻痺の診断
Ⅰ 脳性麻痺の定義
II 脳性麻痺と未熟児
III 障害部位と異常
IV 脳性麻痺の診断
Ⅴ 痙性型脳性麻痺の診断
10 痙攣性疾患とてんかんの診かた
Ⅰ 発作の観察
II てんかん発作の分類
III てんかんの疾病分類
11 意識障害の診かた
Ⅰ バイタルサインの確認と安定化
II 意識障害の程度の判定
III 眼の観察
IV 麻痺の有無の観察
Ⅴ 髄膜刺激徴候
VI 筋緊張
VII 脳ヘルニアの徴候
12 不随意運動の診かた
I 随意運動の仕組みと不随意運動
II 不随意運動を観察するポイント
III 種々の不随意運動の症状
13 頭部と皮膚所見の診かた
I 頭囲の測定法
II 大泉門
III 骨縫合部
IV 皮膚所見
付録 外来病歴用紙
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